ハチミツとクローバー(ハチクロ)
素人仕事とは言え16時間労働で日当4200円は少ないなぁー。大学生だからまだ良いけど、職人さんでまさかこの日当はないよね? アニメーターさんと良い勝負になっちゃうよ。(^^; 竹本が料理係として朝も早うからみんなの食事を作ってる姿見てると良いお母さんみたいだね。竹本自身が少々女性的なところがあるから全然違和感なく見てました。修復師の中においては全く役立たずな竹本でしたが目先を変えて違う位置に立てば十分な仕事ができるという事を知り自信回復の兆しアリです。
竹本の料理が好評でみんなが喜んで食べてくれる姿を見ては幸せややりがいを感じます。世の旦那は奥さんに声をかけるべき、それが夫婦円満の秘訣。新しい自転車は43000円、10日ぐらい働けば買えます。だけど、優しく接してくれる修復師に情が移ってしまい素直に嬉しいと思えません。
事務所にいる美和子さんは最近ツキがありません。今回も事務所に来た理花に山田が来ないのかと聞かれています。山田の作る花器が気に入ったので注文したいらしい。しかし、美和子は真山と2人の関係を知っているので状況的には針のむしろ。原因の張本人の真山が理花に対してお茶を濁す(揉み消しを図る)ような事を言ってるから美和子さんが被害を被ってしまうんですよね。(^^; 真山、しっかりしろよー。
そんな状況下にタイミング良く入ってくる山田(笑)。漫画のようなタイミングとは正にこの事。山田に正式に花器の依頼です。真山が優しすぎて山田をハッキリと拒絶できないからこういう事になる。見ようによっては理花の方がダメだった時の保険的存在にも見えてしまいます。山田は山田で理花を見てはどこか哀れんでいるようだし全く良い状況ではありません。山田も真山にしか目を向けられず弱い女の子のまんまです。
森田もはぐをどうしたいんでしょう。性格的に面と向かって恋心を伝えるなんてかなり困難な事なんでしょうけど、いつまでもこのままでいるとはぐが心配している竹本が今回の旅で成長して戻ってきたら目移りしそう。
竹本はますますこの場を離れにくくなってしまいますが、一番若い修復師見習いの六太郎に嫌味を言われて我に返ります。その後棟梁が戻って来て不幸自慢をするなと怒られてしまいますが。(^^; 不幸自慢をできるのはそれが本当の不幸ではないから。本当の不幸は口に出せないほどに悲しい。そして、棟梁に翌日に旅に出発しなさいと言われてしまいます。今までお世話になった棟梁代理のしんさんと最後の会話、六太郎との和解、色んな人間関係をこの場所で構築した竹本です。翌日しんさんが自分の自転車を持ってきます。それはママチャリでなく長距離を走れるタイプのもので、彼も学生時分に「自分探しの旅」に出ていたのがわかりました。彼を見て何か思ったことがあるかもしれません、明らかに今の彼は自分を探せているから。
竹本は再び走り始めました。次に向かう場所(稚内?)に行き着くまでに自分を見つけることができるのか、次回はそれぞれの旅立ち、最終回です。(TT)
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