猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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アニメ雑誌を買って思うこと*

 漫画もアニメも今や『萌え』が先にありき、なのかなぁー・・・。
いやいや、単に自分が歳喰っただけなのかもしれないけどね。
今日買った『アニメージュ』『Newtype』を見ると何かフゥーッと溜息を吐きたくなる。

 新作タイトルを見たんだけど、ほとんど萌え系じゃん。(^^;
18禁モノの移植作も多くなったよね。
それから『遙かなる時空の中で』みたいな女性が萌える作品も多くなった。
BL(ボーイズラブ)なんていうのもそうだよね・・・って、私なにげに詳しい!?
以前はそういった作品に関する商品を取り扱うショップに勤めてたから言葉ぐらいは
知っておりまする(苦笑)。

 でも某アニメーション専門学校の雑誌広告と同じでキャラが全面に出てきて、すんごく
薄っぺらい印象がするのね。不自然に口パカッと開いて笑う美少女の絵図がデフォでしょ?
私も二次元キャラ好きだけど、違和感や嫌悪感を感じるのはやっぱり歳のせいなのかなぁー。

  『アニメージュ』の1コーナー“富野に訊け!!”で富野由悠季さんも「「体感」すること
なくして情報を手に入れるということは、人を誤らせる」とおっしゃってますが、私も同感
です。この日本でインターネットに繋げば溢れ返るほどの情報を得ることが出来、TVや
雑誌からは見たくなくとも、有害無害問わず情報が入って来る。携帯電話使ってる人に
ありがちだけど、自分の世界にドップリ浸かって周囲に迷惑をかけていることもわからなく
なってしまう。今回の高校生の質問が「アニメの監督になるために必要なことは?」なんだ
けど、正直今のアニメに感化されてる学生さんに斬新な作品はできないと思う。二番煎じ
のものすらできない、と。『経験不足』、実社会でのそれがあまりにも欠けているのでは
ないかと思う。

 私と同郷で声優の緑川光さんはかなりきついお国訛りを克服して現在の活躍に至っている。
それだけではないだろうが、自分の夢の実現のためにかなりの苦労と努力を重ねたのは
間違いないだろう。それぐらいの気位が質問者にあるかどうか・・・って、ホントになり
たければ自分で調べて即行動するか(苦笑)。