奈良小1女児誘拐殺人事件
年内に逮捕できて良かったです。奈良県警の威信をかけた捜査や周辺住民の協力が実を結んだのでしょうね。容疑者の部屋から被害者のランドセルや携帯電話なども見つかっているようなので犯人に間違いないでしょう。それに過去に2度も女児襲ってるんだってね、野放し状態だったんだね。
今回逮捕されたのが毎日新聞販売所(他紙も合配か?)の従業員だった。これなら土地勘があるのも頷ける。おそらくはバイトやパートなどが休みの時はいろんな地域を代配してるんだろうし、数年前には被害者宅の周辺地域を配達していたっていうからね。
従業員の大部分は真面目に仕事をして生活を送っているのでしょうが、こういう人間が紛れ込んでいるために必要以上に新聞配達員のイメージが落ちてしまうのが残念である。
以前にも書いたけど、私も20代前半に新聞奨学生として数年間、新聞配達+集金+拡張業務(勧誘)をやったことがある。たかだか長い人生の数年間ではあったけど、この期間の中でお客も店員もみんなひっくるめて付き合った上で、人間の温かさも醜さもたくさん知ることができたと言っても過言ではない。
負の意味合いで店員に関しては非現実的なことが時々身の回りで起こって人間としての神経が麻痺しそうな気がした。夜も明け切らぬ前から白いベンツに追われその前を必死の形相で逃げていた借金漬けの輩、女性の新聞奨学生を妊娠させた後に自らの命を絶った輩、その他細かいことならまだまだある。これはほんの一部の人間なのかもしれないけど、その一部の不貞な輩にとっては良い隠れ家になっているのは否定できない。
何にしてもそういう輩の起こす犯罪が公になることによって、新聞の名にキズが付くのは間違いない。万年人員不足の所が多いその末端の専売所・販売所であっても店主・オーナー自らが従業員一人一人を細やかに管理・チェックすることも重要ではなかろうか。新聞は信用性が第一なのだから。