機動戦士ガンダムSEED DESTINY - 猫の目ギラギラリン

　使えない、また使えなくなった人間には消えて貰う、それがデュランダル議長の意志。「何でなんだよ?レイ」とシン・アスカがレイ・ザ・バレルにアスランを殺る訳を尋ねます。が、オツムではシンよりも数段上のレイですからそうそう真意を話すわけが無く、ロゴスのスパイ扱いにでっち上げてシンのアスランに対する敵対心や憎悪を煽る煽る。シンはある意味扱い易いんです（笑）。議長は議長で騒ぎを大きくして貰いたくないなんて一芝居うってるし、芸達者な二人だ。（＾＾；

　とうとうホストコンピューターに介入したのがメイリン・ホークって断定されてしまいました。さらにレイからねちっこい報告でメイリンがアスラン逃走用の人質でないことも合わせて判明。映像記録付きで、ヤラシイなぁー、レイ。（＾＾；

メイリンはアスランと一緒のところをレイに見られた時点でミネルバには戻れないでしょうね。今はタリア艦長も状況を掴めておらず混乱してますが、そのうちレイを通じて話が伝わり議長から報告を受けるでしょうから、メイリンは脱走犯の手助けをしたことにより重罪になる可能性が高いです。それにしても、ミネルバはメイリンが抜けて大丈夫なのかな?ミネルバの諸情報も彼女がかなり握ってるし。

・・・と、先週の感想に書きましたが大凡その通りになってしまったようです（笑）。レイと撃ち合った状況でアスランに絡む事で情状酌量的な事を言うはずがないですからね。そこまでの情はないでしょう、っていうよりギルの事以外での感情は持ち合わせていないでしょ、レイは。（＾＾；　
　さらに、メイリンがミネルバの通信担当だった事から重要機密が漏れることが懸念され、アスラン逃走との合わせ技でレイが撃墜許可申請で議長は即オッケー、見事な阿吽の呼吸です（笑）。タリア・グラディス艦長の反論もギル−レイのラインに割って入ることができません。でも、メイリンって今まで結構責任の重い仕事をしていたんだよね。あのミーハーでちょっとポケポケな性格だからみんな騙されたけど。でも、こんなんだとうかうか退職やら結婚やらできないじゃん。その後の身の保証は誰がしてくれるの?　ボディガードでも雇わないといつ命を狙われるかもわかりません。あ、だからアスランに目を付けたのかぁー、そう考えると納得もいきます（笑）。アスランもメイリンももしかして共に強かな策士?（＾＾；

　シンの頭は爆発寸前、何が何だか訳がわかりません。そして、グフと対峙するとシンはアスランに怒りをぶつけます。アスランは議長とレイの言葉は正しく、そして心地よく聞こえるかもしれないけど、その考えはやがて世界すべてを殺すことになるよと口下手ながらも思いの丈を訴えますが、そこに割って入るは悪魔に心を捧げたレイ。メイリンもアスランと同罪で既に用無しと、氷の様に凍えるよ、シン。（＾＾；　そしてシンに議長の刷り込みを行ったらシンが種割れ。マユの声やステラの姿がフラッシュバックして殺る気マンマンエニタイム（笑）。アスランはあ〜あ、種割れせずにあっけなく撃破されてしまいました。アスランは○起不全（良心の呵責・笑）に近いんじゃないだろか。（＾＾；　おそらく精神的に追いつめられているのが原因ではなかろうかと。

　憎っくきアスランとメイリンのタマ取ったぞー！とシン。当然の仕事してシンにやるべきことをやったと諭すレイ。でもシン目からは涙が流れ・・・涙は心の汗だ（笑）、心は嘘をつけないぞ。（＾＾；

　ミーアは沈んでました。グフ撃墜に思うことはアスランを止められなかった事への後悔でしょうか、それとも他の女と逃げやがってー・・・それはないですね（笑）。もしかしたら、自分に起こりうる今後とアスランへの仕打ちが重なったのかもしれません。タリア艦長もかなり納得がいかないようで議長を睨んでいます。やはり艦長は苦手なようで、落ちついてと取りなしています。メイリンの実姉であるルナマリアは取調室で事情聴取、なかなかオチないルナマリアに刑事からカツ丼が・・・私もオチないです（笑）。完全なメイリンの単独プレーですからルナマリアが何かを知ってるはずもなく。知ってるとすればアスランに好意を持っていたことぐらいでしょう。妹が重罪を被せられた事によって彼女は自身のミネルバ艦内での立場や居心地が悪くなるのは必至。メイリンがこのまま生き延びてオーブなりアークエンジェルなりに到着するのであるなら、その後妹の手引きにより亡命に近い形での逃亡の選択肢が考えられます。新型MSに乗ったままで・・・とか。

　議長は芝居をうってるのか、アスランについてあれこれと考えてるように振る舞っています。それを諌めるレイ、またまたシンは二人の罠に引っかかっています。ラグナロクって作戦の事ですか?　アスランとメイリンの件は司令部発表で艦内に知れ渡り皆動揺しています。してないように見えるのはアーサー副長ぐらい（笑）。廊下でシン、レイとルナマリアが鉢合わせ。ルナマリアは逢いたくなかったでしょうね。でも、逢ってしまって無視されるかと思ったら「ごめん」なんて普段聞いたことのない言葉がシンの口から飛び出したので、アスランとメイリンの事も含めて訳がわからなくなってしまい思わず泣きじゃくってしまったのではないでしょうか。レイは何を言うこともなくきびすを返していました。やっぱりギルの事以外には感情を持ち合わせてないのでは?と思ってしまいます。

　議長はヘブンズベイスに対してロゴスに対する色んな要求を突きつけてますね。話し合いと言う名の強請、投降要求ですか。ラクスとキラはお互いに通信を要求、久しぶりにくっつくかな。ヘブンズベイスが堕ちたら次はオーブへ侵攻のシナリオ、ホントにこの暴走を止められなくなってしまいます。連合の方に収容されたのアスランとメイリンは?　オーブにいた方が何故か連合にいるみたいだけど、スパイ?　酸素マスクを付けてベッドに横たわるアスランとメイリン、キラ・ヤマトと同じように早期復活なるのでしょうか。議長側に対する抵抗勢力も徐々に集結、ここにイザーク&ディアッカ（今週も書きました・笑）も加わってしまうのか、さてどうなんでしょ?（＾＾；