週刊少年マガジン42号

　あのさぁ、トップの作品の初っ端でお詫びを入れるってどうなのよ?　謝らなきゃいけないのはわかるけど、お詫びを入れる場所が間違ってないかい?　個人的にはすごくみっともなく感じます。ペナルティーの意味合いもあるのならこの漫画を後ろに回してくださいよ、後ろに。特集ページの関係もあってできないんならせめて一番最後のページでお詫びを入れてください。日向武史先生って以前にもトップページで編集云々って愚痴書いていた事あったよね、みっともないって。ここんところの編集部の方向性見てても何だか疑問を感じるところが多いです。（＾＾；

・クニミツの政（作：安童夕馬先生/画：朝基まさし先生）
　漫画以外のことではあるけど先週のあの微妙な時期での堀江貴文氏のインタビューは納得行きませんでした。が、漫画の方は市長選に入ってから上昇気流に乗っているようで面白くなっています。色んな人が立候補したけど次々に脱落して現在は坂上竜馬と不破俊一の一騎打ちの様相を呈しています。今回は日本人の弱いお涙頂戴作戦が効いて不破陣営に追い風が吹いています。

・女子大生家庭教師濱中アイ（氏家ト全先生）
　マサヒコが一人蚊帳の外です（笑）。いつも女の子に囲まれている彼の気持ちってどんな感じなのでしょうね。私にはわかりません。（＾＾；　せっかくリョーコがスカートを穿いた肝心な時だというのに何故かアヤナがいないんですよね。コレ聞いたらきっと悔し涙を流すと思いますよ。（＾＾；　アイはリョーコのボトム穿けなくて必死になってますが、あれだけ食べてその体型を維持してるんだから凄いですよ。（＾＾）

　中学時代に好きな先輩の前で転んでおパンツ見せて以来スカートを穿かなくなってしまいました。そっか、羽根が生えてた日だったのね。でもどんな転び方すればソレが見えるんだ（笑）。あっちこっち流血して、周囲で見ていた男子達も流血していたかもね（ちょっとお下品・笑）。マサヒコの傍にパンツ置いたのは明らかにわざとですよね。（＾＾）　アイ先生はそのボトム弁償だね（笑）。

・魔法先生ネギま！（赤松健先生）
　そう来ましたか（ニヤリ）。本体を残して幻想空間で戦っています。エヴァンジェリンは「生まれたときから不幸を背負った」桜咲刹那に共感を覚えるって言ってますが、エヴァ自身の出生時または幼少時に何かあったんでしょうかね?　そういう場面って描かれてなかったと思うんだけどね。吸血鬼としての存在そのものを指しているのかな?　刹那を攻めて攻めて攻めて剣の道か平凡な人の道を選ぶかを迫ります。

　神楽坂明日菜とネギ、カモにチャチャゼロも様子を見に幻想空間に入り込みますが今回は活躍の場なし。（＾＾；　剣も幸福も諦めない刹那の姿は同じ神鳴流で学問も剣もそして恋も高みを目指した『ラブひな』の青山素子と重なります。エヴァの微笑は何を意味するものなのか、やはり今後の展開は読めそうにありません。（＾＾；

・スクールランブル（小林尽先生）
　塚本八雲は和食もきっちり作れるんだよね。どう見ても播磨と八雲の関係は旦那と奥さん、八雲もまんざらでもなさそう。塚本家って昭和から時が止まってるようですね、背景見てると懐かしい香りがプンプン。石油ストーブに鍋乗せ時計も振り子式、播磨が漫画描いてる部屋には大きなステレオコンポ、レコードプレーヤー付き。播磨に父の姿を感じた八雲は何を想う。

　播磨、想い人塚本天満に「ケンジ」って呼ばれてます。これは播磨にとっては大いなる前進で嬉しい事この上ないでしょうね。そんな幸せそうな2人に視線を注ぐ八雲の目には冷酷な殺意が・・・ウソです。（＾＾；　でも、「良かったね」っていう気持ちと「複雑」っていう気持ちが現在混在してるんじゃないかな。天満の親友沢近愛理は何だか寂しいこと言ってますよ。お見合いで海外に出るのか、戻って来ないような雰囲気です。

・さよなら絶望先生（久米田康治先生）
　先生は不安定公務員、今や政治家先生も不安定公務員です。（＾＾；　絶望先生の昨日の好きなアイドルには横山智佐・・・昨日?　それに既にアイドルじゃない年齢だし。（＾＾；　明日の支持政党は又吉・・・なめんなよ、イエス（笑）。藤吉が先生の近くに来たら要注意、今回もディアイザ（ディアッカ×イザーク）の話で攻め受け逆転させて「イザディア」などと言っております。なぜにその2人に固執する、久米田先生?いや、藤吉?（笑）

　不安定作家名鑑の中に『失踪日記』（吾妻ひでお先生）アリ、っていうか久米田先生が吾妻先生のやってきた事を地で行きそうな気がして私の心が不安定になりそうです。（＾＾；　最後のページのバランス（安定）を表現した絵が今回秀逸です、絶望先生は絶命先生になりそうだけどね。（＾＾）

さよなら絶望先生(1) (講談社コミックス)