交響詩篇エウレカセブン

　ドミニクは何のためにわざわざアクセルに会いに行ったのでしょう。レントンに与えられる役割とは今後軍の計画に組み込まれる事なのでしょうか。ともかくドミニクはわざわざ雪積もるベルフォレストに来ています。サーストンの墓に立ち寄った後アクセルに会います。その前に少女の飛び出しを避けて自爆しバイクを壊してしまったわけですが。容姿は完璧なんだけどどうにも抜けたところが多くて、それが反って愛着を感じます。

　レントンは黙って月光号を離れたことをエウレカに謝ります。そして、ビームス夫妻の話を楽しそうに話しますが痛々しいです。楽しかった思い出も今は一抹の泡の如し、思い出すほどに悲しみが込み上げて来ます。どうして2人が死ななければならなかったのかと。エウレカは答えを出します。私がホランドでなくレントンを選んだから・・・ホランドはレントンを守ったと目線を落とします。エウレカの気持ちを思い優しく言葉をかけるレントンです。

　ドミニクはアクセルにウソを付きました。レントンと友達であると言ったのはスムーズにレントンの事を聞き出すため。レントンが心配していると言うと何気に機嫌の良くなるアクセル、やはり可愛い孫ですから嬉しいのでしょうね。そして、その可愛い孫の友人であるドミニクのために壊れたバイクを直すだけでなく、よろしくメカドック、ワンワンでなくてバリバリチューンナップを施します。ドミニクはトルクレンチを知らなかったかぁー、なかなか愛い奴だ（笑）。

　レントンとエウレカは月光号内をピカピカに大掃除、みんなも釣られてピッカピカウォッシュ。さらに美味しい料理も皆に振る舞います。一同美味しく食べてるところにタルホがやって来て雰囲気ぶち壊し。タルホもホランドの思いを被るつもりでレントンに厳しい言葉を浴びせます。戦いを始めたのはアドロック、レントンの父であるとはっきり告げます。その後は何か今まで説明し切れなかった事の補完的なセリフを言っていましたけど、その辺りは今まで上手く配分していればそんな事にはならなかったのではと思ってみたり。で、エウレカが人型コーラリアンであることも判明。これまでの調べから軍内部に対コーラリアン部隊が編成されている事もわかっています。要はエウレカ潰しのための部隊ってことかな。ホランドがゲッコーステイトを造った理由はアドロックの遺志を継いでコーラリアンと唯一アクセスできるエウレカを守るためでした。

　タルホは鋭い視線をレントンに送り、世界を敵に回すその覚悟はあるのかと問います。レントンははっきり「あります」と返答、その言葉にタルホは一度深くため息を吐き別の地（トレゾク?）に向かうと言いました。

　色んなキャラの色んな思いが交錯する回です。自分がコーラリアンだと知られてレントンに嫌われると思い泣き出すエウレカ。出逢った時から他の誰とも違う「君は君だよ」と温かい声を掛けるレントン。そして、今後の展開が見えているのかレントンの事を頼んでいるアクセルとその思いを敏感に感じ取ってしまいチューニングされたバイクを乗りながら思わず号泣してしまうドミニク。友人と信じさせてしまったその罪悪感も込みかな。軍はドミニクを監視しているのか、彼の脱走の可能性もありってことなのか、これは。

　月光号も出発しました。そしてその瞬間にホランドもようやく目を覚ましました。タルホに意思確認をされたレントン、そしてエウレカの両車輪が上手く動き出してニルヴァーシュを駆り軍と対決する可能性が高まっています。

エウレカセブン グラヴィティボーイズ&リフティングガール (1) (カドカワコミックスAエース)

エクセレントモデル エウレカセブン エウレカ

・・・友人に『銀盤カレイドスコープ』が面白いので見てみなさいと言われ、布団に横になりながら見ようとしていたのですが・・・思いっきり寝てましたね（笑）。『蟲師』も合わせて見ようかなと思っていたのにダメでした。友人はDVDにとっているそうですが私はリアルタイム派なので・・・後で友人に見せてもらう予定です。（＾＾；　高松信司監督の作品だったのですね、それは見てみなきゃだめだわ（既に5話も終わっているのに何を言う・笑）。まったくノーチェックでした。（＾＾；