猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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乙女ロードが拓かれた〜♪

 誰か『ダンバイン』のOPで替え歌でも作ってみてください(丸投げかよ・笑)。『スタ☆メン』(フジテレビ系)で今流行りなのか「乙女ロード」が特集だったので見てみました。
何やら「BL系乙女」なる言葉まで飛び出しました。「BOYS LOVE」を略して「BL」が好きな女性は意外に多いのです。テレビでは全国に5000人の作家、20万人の読者とか言っていた様な(この辺りはちょっと不明確)。

 先日の日記に書いたようにキャリーバックに同人誌を数十冊入れて買い取りに来ていた女性もいて映されていました。良い買い取りができればそれだけ良い商品が店頭に出て中古同人誌の販売も潤うってサイクルですね。その点販売側としては一箇所に集まった方が効率良いし集客力もアップします。

 「BL系乙女」の特徴は、1.BL系の漫画を愛する、2.池袋の「乙女ロード」に通う、3.大きなキャリーバッグを持ち歩く・・・って書かれていましたけど、先日のゲンダイネットの記事でもそうであったように「断定的」な言葉が使われているので誤解を招きやすいです。1から3まですべて「はい」なら乙女的なのかも知れませんが、特に3だけなら乙女以外にも結構使ってる方がいるでしょうに。(^^; 全然興味のない方が誤解するなら良いのだけど、こっち系が好きそうな方が書いてることでBL系とか乙女ロードに偏見や先入観を持ってるよなぁーっていうのも案外多いです。(^^;

 今回出演した「乙女」は2人、39歳会社員と21歳無職。おそらくは「今回はこういう感じの人にインタビューしましょう」って企画段階で決まっている感じがします。私が見た感じとてもじゃないけど平均的「乙女」には見えません。そこから「未婚女性」「晩婚」とか「ニート」「引きこもり」など日本社会の問題を無理やり洗い出すような、そんな誘導的なものが感じられるのです。

 会社員の方は親から「夢見る夢子さん」と言われている、同人誌に出てくるキャラに男性としての理想を持ち続けている女性です。色んな意味で男と女の関係は汚い部分もあるのでわからないこともないけど、綺麗ごとばかりでも人間関係って構築できないですよね。もっと生身の男にも興味持ってみてよって言いたいけど、ダメかな。それとも、興味持ってるけど声を掛けられなくて同人誌に逃避してるのか。どっちにしても外に一歩踏み出さないとダメだよね、と自分棚上げで言ってみる(笑)。無職女性は身だしなみをきちんとすればかなりモテそうな感じなんだけどね(鼻つまってたけど・笑)。学校でのイジメがトラウマになってやっぱり外に一歩踏み出せない感じ。あ、『学園ヘブン』が見えた(笑)。「BLは心のオアシス」・・・か、それもわかる、確かに自分の好きなものでホッとするのはわかる。同人誌の男同士の関係に自分とキャラとの擬似的な人間関係をダブらせているのかもしれません。

 爆笑問題太田光さんなどは自分もいじめの経験があるようで読書に逃避していた自分と重ね合わせていました。森永卓郎さんはもうそのまんま「オタク」な経済学者なので「ツンデレ」という言葉も知ってました。けど、「ツンツンデレデレ」とか言っても周囲の方はワカランて。太田さんは「ツンドラ系」とか言ってましたしね(笑)。学者なんだからその辺りの用語についてもわかりやすく説明してもらえると良かったかも。あ、それと池袋のBL系とアキバの萌え系の融合はないですよ(笑)。阿川佐和子さんは本番前に番組スタッフと大喧嘩していたようで太田さんがそれを本番でぶっちゃけてました(笑)。全体を通して内容は偏ってはいるけど、司会者・コメンテーターは変な物言いが無くて好感が持てました。(^^)

 知った顔はいなかったなぁー、でも店の外観や通りの感じは昔とあまり変わってなかったような。女性向けのお店は何軒か増えたみたいで、メイド喫茶も出来たのかな?(^^; また行ってみたいけどね、いつ行けるやら。(^^;

大人は判ってくれない―野火ノビタ批評集成

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