橋本龍太郎氏死去
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200607010022.html
[東京 1日 ロイター] 96年1月から98年7月まで約2年半、首相を務めた橋本龍太郎氏(68)が1日午後、東京都新宿区の国際医療センターで死去した。告別式の日取りなどは未定。
橋本氏は、厚相などを務めた父龍伍氏の死去に伴い、年衆院旧岡山2区から出馬。26歳で初当選した。当選回数は計14回。党幹事長、蔵相、通産相などを歴任した後、95年の自民党総裁選で小泉純一郎氏(現首相)を破って党総裁となり、96年1月、自民、社会、さきがけ3党連立政権下で、村山首相から後を引き継ぎ、第82代首相に就任した。
午後2時35分頃にテレビでニュース速報が流れ橋本龍太郎元首相の死去を知りました。昨日のうちに危篤であることもわかっていたのですがそれにしても早かったですね。まだ現役の国会議員かと思ったら前回の選挙に出馬せず引退していました。あかんなぁ私。(^^; 最期の病名(死因)は多臓器不全、敗血症性ショックですがその前に腸管虚血との診断を受けて大腸の大部分を切除しているのでこれが体にかなりの負担となったのでしょう。私が生まれてから現在に至るまで首相はコロコロと変わってきたけど、首相経験者で60代で亡くなった方はいたかな。現役首相で亡くなった大平正芳氏もギリギリ70に乗っていましたしね・・・あ、小渕恵三氏が若かった、62歳でした。まだまだこれからやってみたいこともあったでしょうに。小泉首相の元で派閥の弱体化が進み橋本派も今や津島派と名前を変えましたが権力の衰えは否めず、かつて日本のトップまで登り詰めた男の最期は些か寂しくて蝋燭の炎が消え行くようにすっと逝ってしまいました。
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