猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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シムーン(SIMOUN)

 頭の中も螺旋状態になってしまったドミヌーラの復帰なるか。祈祷用(?)小枝を集めるユンのところにリモネが来て話し相手に。ユンはドミヌーラと一番近いのはリモネだから一緒にいてやれと言われます。今まではドミヌーラと近いっていうよりは、ドミヌーラが一方的にリモネに対して距離を詰めているようにしか見えませんでした。今後の2人に訪れる関係をユンはわかっていたということでしょうかね。

 パラ様が心配していたネヴィリルはアーエルと無事帰還。何々? パラ様からアーエルにケンカ売っちゃってるわけ? でもアーエルは取り合わず大人の判断です。一方モリナスはワポーリフにドミヌーラが何を見たのか問い質します。前回あれだけの決意をしてモリナスをある意味穢してシムーンを解体したはずのワポーリフが元に戻ってしまったのを情けないと思ったのでしょうか、モリナスは自分の胸にワポーリフの手を置かせて「お望みどおり2度と手を触れさせない」と怒ってしまいました。シムーン解体賛同者でワポーリフに友情以上の感情を抱いていたモリナスは2つの思いをひっくり返されて一時的に怒ったのだと思います。後は一緒に整備でもやって仲直りするしかないね。(^^;

 パラ様迷走です。その迷走ぶりは目も当てられないほどです。ネヴィリルにあれだけ自分の感情を持っていかれているのに全体の指揮統率など無理な話です。その思いをみんなが知らないならまだ良いけど・・・今はネヴィリルの家臣同然、そんなパラ様を他のシヴュラ達がドミヌーラの代行と認めるわけがありません。一度はネヴィリルをアーエルに託すと言っておきながらそれを翻して自分が彼女の傍に付こうとしているのは自分の甘さから来るものです。今回はその辺りをアーエルやモリナスなど年下のシヴュラ達から突き上げられている感じです。ネヴィリルと距離を置く事、このことが今のパラ様に求められることです。

 ネヴィリルも然り。あのフロエに、あのフロエに、あの(もういい・笑)・・・フトエ・・・もといフロエが今回何とネヴィリルに噛み付きました。フロエは親アーエル派ですからアーエルを傷つける奴はタダじゃおかないって感じです。建前を言いながらズカズカと部屋を出て行く姿がなかなか面白かった(笑)。みんなにも気持ちがバレバレですしね。いつまでもアーエルと良好な関係を築けないネヴィリルに「カッコ悪い」・・・フロエ向かうところ敵なし、天晴れな物言いです。(^^) さすがのネヴィリルも驚きの表情(笑)。さらに「お許し下さいシヴュラ・アウレア、無礼な事を」とイヤミのダメ押しです。あまりオツムは良いとは言えないけどアーエルはフロエを囲っとけ、最強の破壊力だからね。(^^; ネヴィリルもまぁー色々と考えて悩んでるようですが、アムリアもアーエルも高みを目指すための道具だの何だのって考えているうちは人間関係もリ・マージョンも上手くは行かないでしょうね。

 待機中のアーエル、モリナス、リモネでかくれんぼ。「こども扱い」とむくれたリモネもアーエルが同意するとくっ付いていく・・・リモネったら(笑)。モリナスは例の一件の気分転換で自分が鬼になっています。逃げる2人、リモネは歌が聞こえていたドミヌーラの部屋に引き寄せられるように入ってしまいました。魂の抜けたような目をしたドミヌーラが歌うのは「新天地の扉」、安らぎを与える移民達の歌だそうな。アーエルとも何か関わりがあるかも。いつも強いドミヌーラが弱さを見せたところでリモネの一言が速攻で効きました。「翠玉のリ・マージョンしたい」「ドミヌーラとしたい」「パルだから・・・」・・・キタキタキタキタードミヌーラ涙のシャキーン!(笑) 「死ぬよ、ドミヌーラ。これから死ぬ人はあーいう目をするんだ」とリモネに爆弾発言を生ませたドミヌーラは以前より鋭い猛禽類の目になり食堂で血をタクサン必要とする某アニメの女の子のように食べ物をドカ食いです(笑)。前回の白くなったシーンも凄かったのですがこのドカ食いのシーンも記憶に残りますね、ドミ姉さん(笑)。リモネのためなら私は死ねる・・・いや、死なないで〜。(><)

 ドミ姉がリモネのお蔭で復活を遂げたのにパラ様はあきまへん。悉く間が悪いです。かくれんぼで箱の陰に隠れていたアーエルを見つけたのはパラ様でしたが微妙な空気が流れてましたね。アーエルのバツの悪そうなこと。(^^; その後もドカ食いしているドミ姉に今後の対策に対しての意見を聞かせてくれとパラ様が言うと暗に今まで寝ていて事情のわからない者にも劣るのかお前は!と一蹴されてしまいました。パラ様は怒りと悔しさの持って行き場がありません。アーエルに再び矛先が向かわなければいいけど。

 今回の作画は微妙なところがあったけどアイキャッチはいつもながら良いねぇ〜、キャラの性格を良く掴んで描いてますよね。(^^) 私が第2話を観た感想(http://d.hatena.ne.jp/karinto/20060411/p1)の中で「昨日買ったアニメ誌を読みましたが結構キャラ設定にも力を注いでるようなのがわかったのでそれじゃちょっとしばらく視聴してみようかと」と書きましたがアニメ誌読んでいて良かった〜。確か西田亜沙子さんの話だったと思いますがそんなことが書かれていたので観続けようと思い、難解な言葉が出てき戸惑った1,2話を何とか抜けて今も視聴しているわけです。最初の頃で切ってしまった方は正直勿体無いです。(^^; 今視聴を続けている方はキャラそのものもそうですが世界観や人間関係の細やな描写に惹かれコアなファンになっているようにも思えます。恐るべし、シムーン・・・です。(^^)