猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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自分の経験も踏まえて

http://www.asahi.com/national/update/0823/TKY200608220502.html

 事務用シュレッダーに幼児が指を挟まれ、切断する事故が相次いだ問題で、経済産業省は23日、ビジネス機械・情報システム産業協会と全日本文具協会の業界2団体に対し、ほかに事故が起きていないかなどの報告を求めるとともに、幼児の事故への注意喚起と再発防止を要請した。個人情報保護意識の高まりで家庭でもシュレッダーが普及していることから、消費者にもシュレッダーに幼児を近づけないよう注意を呼びかけている。

 私も以前勤めていた会社ではシュレッダーを毎日使っていたけど、あれって吸い込まれるような感覚になるよね。電車のホームで前にスーッと歩み出たくなるとか扇風機の羽のところに手を入れたくなるとかそんな感じ。紙をなかなか離さないでいるとその感覚は倍増します。大人にとってはそれが恐怖になるけどこどもにはドキドキワクワクの好奇心になってしまったのでしょう。手を入れた後にどんな事が待っているかなんて想像はちっちゃいこどもには無理な話。PL法云々でメーカーに大凡の責任があるのでしょうが、「刃物」が付いているのに隠れているから使用者側に油断が生じたことにもその一因はあるでしょう。事故が起こった時にこどもがシュレッダーを動かしたのか親が動かしていたのかはわかりませんが。

 それにちっちゃいこどもはちょっと目を離した隙に何をするかわからないってことは私自身が身を持って経験していることです。居間に座って良い子にしていると思っていた私(当時2さい)は、親が油断しちょっと目を離した隙にすくっと立ち上がり、とあるところ(冬場使う暖房器具だね)に突如猛突進してとあるモノ(お湯を沸かすものです)をひっくり返してやけどを負った経験があるのです。私は全然記憶にないのですが母親は当時かなり動揺して自分をおぶって最寄りの病院に駆け込み治療してもらったようです。私は普段は気にしていないのですが、ある箇所に今でも残っているやけどの跡を見るにその話を思い出します。

 話を元に戻して、現状としてはメーカー側の早急な回収・修理交換が必須ですが、急速に家庭に普及しているシュレッダーはいくらメーカーが頑張っても100%安全とは絶対にならないし、100%に近づけるにはこどもを守るべき親の過度でも良い程の注意が合わせて必要なことです。ちっちゃいこどもが入れない場所にシュレッダーを置くのが一番良い方法でしょうが、とにかく極力シュレッダーをこどもに見せないようにするのが良策ですね。動くものや音の出るものを見るとこどもは興味を示してしまいますからまず機器から遠ざける事が必要です。