モノノ怪

　『鵺』（ぬえ）の第二話。う〜ん、理解力に乏しい私の頭にはやっぱりちょっと難しいわ。香の道とは奥の深いものよのぅ。（＾＾；　「東大寺」は「欄奈待」（ランナタイ）の漢字三文字の各部分から取ってつけた名前だったのですね。日本語も奥深いものよのぅ。「東大寺」は沈木であり、これを手に入れた者最強！みたいに皆思ってるみたいです。よって姫の死体をそのまま放置してでも勝負をつけたいと。

　薬屋がどうしてあんなに香の遊び（？）に詳しいのかワカランのですが、「竹取の香」で決着をつけようと言い出しこれで3人は勝負に挑むことになります。が、すんなりと勝負にならないところがこの作品の味であります。一の香、二の香、三の香と進む中で次々に起こる怪現象。馬鹿にされた腹いせに実尊寺（CV.内田直哉さん）を殺めたのが室町（CV.竹本英史さん）だったり、他の男と和合して嬌声をあげていた瑠璃姫（CV.山崎和佳奈さん）への嫉妬に駆られて殺めてしまったのが半井（CV.広瀬正志さん）だったり、薬屋が一つだけ混ぜたという夾竹桃を吸い込んでしまったのが大澤（CV.青野武さん）だったりで、その3人すべてが仇討ちに遭ったような感じになって消えてしまいました。死んだとも気付かず香の勝負をしていた3人でした。（；；）

　この部屋に実在するのは薬屋、そして鵺のみ。他はみんな鵺に憑かれて殺されてしまったようです。屋敷の外にあった多くの墓は鵺が色んな人に成りすまし香の勝負に引き込んで殺した人間の墓のようです。お墓を作った人って誰だろね。（＾＾；　最終的には東大寺になってしまったと。形と真と理がわかって薬屋は剣を抜きました。立派なお屋敷も幻影の一つでしたか。今じゃ人の住まぬ廃屋でした。（＞＜）

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