赤塚不二夫先生死去
「おそ松くん」「天才バカボン」などの作品で人気を集めたギャグ漫画家、赤塚不二夫（あかつか・ふじお＜本名・藤雄＝ふじお＞）さんが２日午後４時５５分、肺炎のため死去した。７２歳。葬儀の日取りは未定。自宅は東京都新宿区中落合１の３の１５。喪主は長女りえ子（りえこ）さん。
おそらくまだガンが見つかって間もない頃のことだったと思います。私自身記憶力がなくて困りものなのですが、旅行で友人と行ったとある神社（京都だったか）で偶然に見つけた絵馬に「ガンは必ず治るのだ！」みたいなことを赤塚先生が書かれていました。絵馬はあだち充先生との共作（？）でした。直接その神社に来て書いたのか、別の場所で書いたものを別の方が奉納したのかはわかりませんが、ともかくその時は生きる活力が漲っていたはずです。赤塚先生が古希を迎えたことをこの日記に書いてから3年で逝かれてしまいました。
私は漫画は読んでいないのですが、『天才バカボン』や『ひみつのアッコちゃん』を何度もアニメで観た世代です。いつものように追悼として現在CDを聴いてます。『爆笑！アカツカTVショー〜赤塚不二夫アニメ大全〜』で上記作品の他に『おそ松くん』や『もーれつア太郎』の歌も収録されています。中には赤塚先生自身が作詞を手掛けられた歌もあります。
長い間お疲れ様。赤塚先生より先に旅立たれた奥さんや愛猫だった菊千代と久しぶりに談笑して下さい。オレの人生「これでいいのだ」と。社会に、そして私に多くの笑いを与えてくれてありがとうございました。バカボンのパパが誰よりも似ていた赤塚先生に……合掌。
