弱者に牙剥く卑怯者 〜愛知県イトーヨーカドー安城店殺傷事件〜
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050204/eve_____sya_____006.shtml
こういった事件が起こるとまた“無職の男”かと思ってしまうのは良くないことなのですが、今回もやはり思った通り住所不定30代の“無職の男”とテレビで報道していた。ま、私も住所不定ではないにしても今のところ状況としては同じなので他人様の事を云々は言えない。
私が考えるに、30代っていうのは今まで同い歳くらいの人間と横並びだった状況に変化が生じてくる年代だと思います。ある人は結婚してこどももできて、ある人は独身のままで、ある人は係長や課長などに昇進して、ある人は平社員のままで、ある人は事情あってフリーターや、ニートなどの無職的存在だったりと、10代、20代よりもその差が、特に社会的立場の差がグンと開いてくる。
中には自暴自棄になったり、厭世的・刹那的になったり、精神を病んだりする人も当然出てくるでしょう。こういった人達には今流行りの“負け犬”っていう言葉が世間的には否応なく当てはめられてしまうのでしょう。
犯罪を起こした者は弁解の余地がない卑怯者です。女性を殴り、一歳にも満たない乳飲み子の頭に刃物を突き立てるような、肉体的に圧倒的に力の劣る者に対しての行為を許すことは絶対にできません。しかし、こういった残虐な事件はこれに止まらず、こういった男達によって今後も少なからず起こる気がしてなりません。男の“自信”、これが一つのキーワードであると私は思います。
責任能力の有無について調べられるようですが、精神的に異常があろうがなかろうがきちんと法で裁いて、そして厳重に罰して欲しいです。これで不起訴じゃこどもの魂が救われないでしょ。