猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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ああっ女神さまっ

 ああっマーラーさまっ、であり、ああっウルドさまっな今回のお話。タコの姿の増幅魔に追われるマーラー・・・増幅魔って味方に付けてなかっけ? 伝説の壺“マオウ・ザ・ハクション”は原作版より似てなくて良かったです・・・もちろん『ハクション大魔王』が出てきた壺にですよ(笑)。

 マーラーは魔属にとってはとっても良いことを毎度毎度仕掛けるのに、爪の甘いこと甘いこと。苦労しながらも何とか壺をゲットできたまでは良かった。この壺には顔があって、その目が開かれれば恐怖の大王が降臨してこの世界に恐怖と不幸を与えるシロモノ。

 マーラーとは腐れ縁のウルドさんは大好きな時代劇『三匹の御家人』が始まっていようがスクルドに薬品を捨てられようがボケ〜〜っ。それもそのはず、ウルドはペナルティーを喰らっての女神資格の免停中。法術は使用可能のようですが、もちろん免停なので使ってはイケマセン。

 「もう、女神なんてやめてやるっ!」などいじけるウルドが見られる機会はなかなかありません(笑)。ちなみにベルダンディの言うことには、ウルドの免停期間はこちらの時間での50年に相当するそうです。人間的時間換算ではキツいことこの上ないです。家を飛び出した途中で恵に出くわし、バイクを運転させて貰おうとしますがもちろんバイクに乗るのにも免許は必要で、ウルド爆発。法術を日常生活で使っていたウルドにとっては、人間としての暮らしをしなければいけないと思った時、さぞ心細かったでしょうね。こればかりはベルダンディも助け船出すわけにいかないのだから。だけど、女の子が作った砂の山を壊した時にちゃっかり法術を使っていましたね、ベルちゃんは見ていなくても、天界の長は見ていると思うのですが。(^^;

 ウルドは人間界で人間として生きていく決意を固め、ファミレスでウェイトレスのバイトに初挑戦。ピンクの制服がよく似合います。(^^) でも、仕事は上手く行くはずもなく注文は聞き損ねるわ、仕舞いには客に思いっきりオーダー品をぶっかけてしまうわで、怒った客にウルド逆ギレで雷の鉄槌。人間にも女神にもならないなんてまたヤケを起こしています。

 そんな自暴自棄になっているウルドは飛んで火にいる何とやら、半神半魔の彼女に悪魔ならぬ魔属の黒き囁きが。ウルド変身トォーッ!ではありませんが恐怖の大王の後継者となり、この世のあらゆるすべてのモノを破壊すると高々に宣言。ベルは蛍一に自分とウルドの母親が違うと打ち明けます。そう、ウルドのは魔界長ヒルドの実の娘であり、父親の神属の血は入っているけど魔界ではサラブレッド的な存在であるのは間違いない事です。そんな魔界長の濃い血が入っているウルドですから巨大な力を持っているのは当たり前。恐怖の大王は褐色の肌を持つ、ウルドそのものです。マーラーはここぞとばかりにウルドのしもべに。

 ベルは自分一人の責任においてウルドを元に戻そうとしていましたが、そこはベルお姉さまラブなスクルドが許しません。「二人でウルドを倒しましょう!」・・・コラコラっ!(笑) 豹変したウルドは神属もろともこの世界を破壊せしめんと、いきなり女神の本拠地を襲撃です。ベル、スクルドの必死の呼びかけに一度は我に返るものの、再び魔の心に囚われてしまうのでした。

 スクルド発明の装置で蛍一と共に応戦しますが、敵ロボのネジを法術をすべて外したベルは倒れてしまいます。そのベルをマーラーが拉致しようとするも、彼女を庇った蛍一が代わりに捕らわれてしまいました。マーラーはどこまでも爪が甘いので憎めないです。(^^; 蛍一のためなら命がけのベルですから、もちろん封環(原作だと左耳の飾りがそうです)を外してMAXの力を持ってウルド(というか恐怖の大王後継者)と闘おうとするのは必然。無断での封印解除はウルド以上のペナルティーを科されることをわかった上での決意です。

 この後もずっとアニメ版『女神さまっ』を楽しんでいたいけど終わりの時が近づいているようです。このお話が最後のヤマになるのかな? 残念ですね。(^^;