今日からマ王！

　以前ユーリの温情できちんと城を宛われている（権力はなくなったようですが）シュトッフェルは、城内を一般の民に開放して上辺は心を入れ替えたように見せています。が、結局はまだユーリに取り入ろうと藻掻いているようです。ユーリが天を指さしカボチャパンツを履いた銅像や歯がキラリと光ってレモン片手に小指を立てている肖像画などユーリをモチーフにしたモノが置いてあります。

　シュトッフェルに随時付き添っているレイヴンは、シュトッフェルとツェリがこどもだった頃に城に連れてこられた遊び相手だったのか侍従だったのかわかりませんが、大層二人に気に入られて取り合いされたぐらいでした。

　ツェリは思いつきで行動する良きも悪きも風来坊な方。今回もいきなりレイヴンと再婚するとか言って困らせていました。（＾＾；　ツェリはシュトッフェルとレイヴンが謀反を起こしたことは知らない様子、グウェンダルとかがその件を伝えてないのはちょっと意外です。ユーリはツェリの言い出した再婚に「いいんじゃない」と賛同を示しますが、他のメンバーは反対。再婚阻止にシュトッフェルとグウェンダルが利害一致の呉越同舟です。

　そんなところに、どこから来たのかご苦労さんね♪砂熊を連れたライアンが帰還。砂熊の十八番穴掘りによってみんな穴に落ちてしまいます。シュトッフェルとユーリが二人きりになる場面もありましたがうまく行かないモノですぐに邪魔が入りました。砂熊のつぶらな瞳に顔を赤く染めるグウェンダル、どうやら彼も砂熊を飼いたいようです（笑）。

　ツェリは魔王になる時にレイヴンにブロンドの髪をすいて貰いながら、シュトッフェルを守るようレイヴンと約束をします。女の髪は命ですから、その髪を触らせたレイヴンはかなり特別な存在なのでしょう。だけど、恋愛対象にはならなかったのか!?　再婚とか自分で言いだして結局すぐに心変わりのいツェリはまた恋愛旅行にゴーです。（＾＾；

　ツェリはグウェンダル等息子達と立場を異にしており、シュトッフェルと昔から仲が良く、以前犯した罪も許しています。現在のユーリは彼らの考えの中間地点にいる人間です。今後はこの縺れた人間関係を融和に導くキーマンになるのでしょうね。（＾＾）