猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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ハチミツとクローバー(ハチクロ)

 真山は一体山田をどうしたいのでしょう。真山を好きになってはいけない、そして、他の男と飯も食べに行ってもいけない。異性を好きになる一番いい時期に幽閉されたお姫様のような扱いを受ける山田、真山はそれが彼女にとって精神衛生上良くないのはわかるはずなんだけどなぁ。

 真山は理花との間が上手くいかないながらも自分の好きなように動いています。なら、山田だって自由にさせてくれてもいいじゃないですか。野宮のデザイン会社で仕事をやっていてもドライブに出かけても。彼女でもないのに束縛したがる男は嫌いだ・・・って世の女性の声が聞こえて来そうです。

 森田とはぐは幼稚な愛情表現というか、お互いが芸術家肌なのでヨクワカラン。恋愛も一つのアートなのかもしれん。竹本にとっては目の毒気の毒、森田がアメリカから帰ってきたことではぐとの時間を奪われた上に二人の仲を見せ付けられてるんだからね。どうして僕はここにいるんだろ?って状況。

 森田、お前はやっぱりワケワカラン。また真山んちに入ってご飯炊いてるし。「ごはんにする?おふろにする?それとも私?」って言い終わらんうちに引き倒されてるし。昔の志村けん桜田淳子のコントのよう。(^^; 森田が急遽アメリカに行った時に、竹本がわざわざ空港まで来てくれて、森田の搭乗した上空を飛ぶ飛行機に向かって竹本が文句たれたことを兄から聞いたみたいでした。森田にとっては我が親友、さぞ嬉しいことでしょうな。

 季節は巡り巡って再びお花見シーズン到来。森田は恒例のリサイタルを開催する前にバンジーアクションを試みるも失敗して怪我を負いリサイタルは中止。頭を7,8回地面に打ち付けたとか言ってたけど大丈夫なのか? 一人寂しくドンズコ歌う森田に周囲もドンヨリ。(^^;

 真山がつれないので山田は居た堪れなくなって宴会を後にしようとします。半べそかいて帰ろうとするやまだに野宮がアプローチ、真山がこれを止めようと追いかけるも間に合わず。タイトルの「こうやっていつも、真山は私を見失う」のセリフが山田の口をついて出ます。野宮は山田が真山を好きで今回も彼が追いかけて引き止めてくれるのを待っていたのをわかっています。言わば野宮は当て馬でヒール役に仕立て上げられてしまっているのです。それでも「気分が良くない」程度にしか文句を言わないのは真山と比べて大人だと思います。半端な男なら自棄を起こして山田を車に押し込んで山奥やらホテルに連れ込んでもおかしくない状況ですよ。

 自分の半ば卑怯とも言える気持ちを言い当てられて思わず号泣してしまう山田。でも、彼女の立場で考えてみたらやはり理花憎しですよね、二人の仲が潰れて欲しいと思ってしまいます、普通。そんなに人間悟れないですよ。(^^;

 真山、野宮に山田が浚われたなんて人聞きの悪い。こういう事態になった根本的原因はすべてお前にあるんじゃあーっ! 真山と野宮は似てるって言っていたけど私は似てないと思う。名前は匠と巧なんだけどね(笑)。確かに風格に差があるかも。あゆみ姫の「らんらんらんらん〜恋がしたい〜♪」、気の抜けた歌い方がグッドでした(笑)。山田は性格も器量も良くて男連中が放っておかないんだから、山田自身ももう少し幅を広げて男を見てみては。このままだと本当に悪い男に引っかかりそうで恐い。(^^;

 野宮と一緒に朝を迎えた山田(笑)。もしかして・・・とか思ったら、夜の観覧車など見ていた後に宴会の酒が効いてゲロンチョしたのね。その始末をあろうことか野宮にしてもらったと。下の世話もしてくれる野宮に決めた方が良いと思わんかね、山田。