甲虫王者ムシキング 森の民の伝説

　パサーの言っていた言葉に思い悩むポポ。パサーは心底自分の父親を恨んでいました。母親は森を継ぐ者、森の守護者とポポを旅に出し、その後ビビ、バビ、ブー、パムやチビキング、ムシキング、またその後にセラン、ソーマが加わります。しかし、旅の中で仲間を2人失うという辛い経験もしています。

　父親のしている事が正しいのかパサーの言っている事が正しいのか。パサーは今やアダーサイドからは裏切り者扱いになっています。そんな状況に追い込まれるのを知りながらウソをついたりはしないのではないだろうか、誤解はあるとしてもね。とすると、確かめなければいけないのは現在父親が何をしているのか。この世にはもういないようなことも言われたけど恐らくは生きてるんだよね。父親はパサーじゃないとほぼ断定できるので残るは今回の最後の頃に出てきた水牛の角のような兜を被った男がそうかもしれません。

　パサー裏切りでチョークも精神的ショックからか戦える状況になくて、3人目のグルムにアダーはアクティオンゾウカブトを託しポポ達を襲わせます。今までの中で最強の甲虫みたいで歯が立ちません。ソーマはポポの守護者としての力を確認したくてあえて助太刀しません。ブー「すんごい迫力」って、貴方が言うとこの場面の緊張感がなくなりますから（笑）。ポポと繋いでいた手が離れパムがピンチ、そこにムシキング登場。アクティオンと戦うもやはり圧倒的に劣勢で投げ飛ばされてしまいます。一見死んだようにも見えるムシキングですが?　

　その姿を見て茫然自失となるポポを仕方がないと助けに行くソーマ。そして、みんなが崖っぷちに立たされてしまいます。近づくアクティオンにパムはポポの手を取って湖に向かってジャンプ、崖からダイブ。みなビックリするも、覚悟を決めて次々に湖に飛び込んで行きます。湖底に洞窟でもあったのか、そこには金銀パールエメラルドの鉱脈があってキラキラと輝いています。そして不思議な事にパムは水の上を歩くと遺跡が輝き始めます。え?ナディア?（＾＾；　宇宙を漂うポポ、幻想を見ているのか。長い旅路を経て辿り着いた命、そして生まれ出でる命。植物、甲虫、そして森の民。父の姿を幻想で追いかけるポポ、彼の見ている温かいはずの父は今いずこ。