無人惑星サヴァイヴ
相変わらず指図だけして手は動かさないメノリ。その彼女に対して不満が募る仲間たち。この点についてはハワードが文句を言うのにも頷けます。ブーブー言われて仕方なくパグーシャトルの部品を引っ張る手伝いをしようとすれば簡単に指切るし、使えねぇ〜って言葉が聞こえてきそうです。(^^;
シャアラも人がいい。ベルがハンカチを破るって言っているのに快諾してるよ。ベルは救急絆創膏の代わりにしてメノリの指に巻きつけます。ベルは良い嫁さんになるよ(笑)。
メノリはこどもの時から感情を押し殺すように父から言われて性格がちょっとひん曲がってしまったみたい。母親の死も大きく影響しています。バイオリンの音色をシャアラとシンゴが誉めるも「お前達にはわからない」と自分だけが苦労を背負ったようなセリフを吐いています。そして、半ばふてくされたように一人だけで食料を取りに出ます。どんどん孤立を深めていくメノリです。
崖の途中に鳥の巣を見つけ、崖を登っていくも指を怪我しているため上手くいきません。バイオリン奏者メノリはバイオリンを弾くことと母親で心のバランスをとって来ました。だから、前回必死の形相でシャトルからバイオリンを取り出したのです。ルナはそんなメノリの頑なな心を読み取ります。そして「もっと自分を出した方がいいんじゃないかな」とメノリにアドバイス。またバイオリンに頼らないでと。
今度は指から血を流しながら、服も汚しながら崖をよじ登るメノリ。正直男顔負けの凄い力を発揮しています私などあんなところ登れませんよ。(^^; 父親の閉鎖的な考えに縛られていたメノリはその殻を自らが壊して見事鳥の巣から卵をゲットして持ち帰ります。ボロボロな姿のメノリとメノリの心が真逆になった日でした。仲間たちも久しぶりに卵料理にあり付け、もうメノリ様々です。(^^)