猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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BLOOD+

 タイトルの通り最初から血塗れ、最後まで血だらけのアニメです。さすがにここまで流血シーンが多いと夕食時のご家庭からクレームが行くのでは。深夜アニメならまだしもちょっと凄惨な描写が多いよね。(^^; 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』からの流れではあるけど。(^^; 今日の朝日新聞の「試写室」でもこのアニメが取り上げられていましたよ。「日常描写はややぎこちないが、ベトナムを思わせる戦場でのハードなバイオレンスをはじめ、「血の気」の多いアクションはさすがの迫力」だそうです。日常的な描き込みは特に何も感じなかったけど「血の気」というか「血」そのものが多かったと暗に言ってるんでしょうね。(^^; 企画協力に押井守さん、アニメーション制作がプロダクションI.Gという鳴り物入りのスタート・・・色々とご苦労様です(謎)。全50回予定。

 その新聞から「ヨクシュ」って呼ばれた化け物に「翼手」と漢字を当てることがわかりました。校内で先生の血を吸って殺害してしまった異形のモノです。政治的背景も扱っているのでちょっと敏感になる部分があります。沖縄が舞台のようで自動的に米軍が絡んできますよね。

 主人公は音無小夜(CV.喜多村英梨さん)、そう管理人さんの(以下略・笑)。高校の陸上部で走り高跳びの選手である彼女には金城香里(CV.門脇舞さん)という親友がいて傍目からはのっぴきならない関係に見えます(笑)。女性ってどうしてか胸とかお腹に耳を当てることが多いですよね。お腹に赤ちゃんでもいるのかと思ったよ、『タイドライン・ブルー』のイスラのように。(^^; 小夜(サヨ)は一年以上前のことは記憶喪失のようで、これが今回出てきた翼手や彼女と血の接吻をしたチェリストのハジ(CV.小西克幸さん)がショックを受けて断片的に思い出した記憶とミックスされて最終的には自分が何者で今までに何をしてきたか思い出すのでしょう。初っ端でベトナム風の民を殺戮していたのが小夜なのかも含めて。ハジの「小夜、戦って」のセリフが気になります。

 宮城ジョージ(CV.大塚芳忠さん)は事故で妻と娘を失い、その後で養子として元野球部エースピッチャーでちょっとワルっぽいカイ(CV.吉野裕行さん)としっかり者で弟的存在のリク(CV.矢島晶子さん)を引き取り、娘も欲しかったので小夜も家族として迎えた・・・ように見えたんだけど、当初小夜はある組織から託されてジョージが面倒を見ていた模様。多額のお札が入ったような封筒も貰っていたしね。でも、娘を亡くしたジョージは実の娘のように情が湧いてしまったのでしょう。ある時期になったら引き渡しを要求されそうですが完全に拒否しそう。ジョージ父さんの行く末は!? 兄的存在のカイは血の繋がりのない小夜を兄妹と思えるのか、この辺りも気になるところです。

 OPは高橋瞳さん、EDは元ちとせさんが歌っています。元さんの方は沖縄風味。どちらもまあまあかな。自分が予想していたよりも第1回はかなり上の線を行ったので視聴決定! 感想も書いて行きます。(^^)

BLOOD+ 2006年度 カレンダー

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