ガラスの仮面
送信でエラーが出てしまいいきなり再起動、ちょ、ちょっと待て・・・onz
今回は弱い北島マヤと強い姫川亜弓のコントラストが冴えました。マヤは母を亡くし、速水真澄が母を隠していたことを知り激怒して自暴自棄に走ってしまいます。真澄はマヤを連れ去った暴走族が行きそうな場所を虱潰しに探します。そこに飛び込むマヤの情報、そして何者かによってマヤに母の一件がばらされた事も知ります。報道各社にも既にマヤが行方不明になっているという情報がばら撒かれます。どれもこれもマヤの付き人を装っていた乙部のりえの仕業。
真澄は11歳も年下のマヤに恋愛感情を持っていると冴子から鋭い突っ込み。まぁ、もうちょっと待てばもっと美味しくなるぜよ、真澄さん。(^^; 浜辺に係留されている小船の中にマヤを発見、酒飲んでグデングデンかと思いきや睡眠薬を混入されていたみたいですね。でも、マヤにとっては酒飲んでも睡眠薬飲んでもあまり変わりなさそうな気はしますけどね(笑)。
付けて来た報道記者に周囲を取り囲まれ女優生命崖っぷちなマヤ。機転を利かせて真澄はマヤを平手打ちして詫びを入れさせます、急遽謝罪会見と相成りピンチをチャンスに変えてしまう手際の良さはさすがに裏も表も知っている男ならではです。マヤは初演すっぽかして紫のバラの人の期待を裏切った挙句、のりえに主役も奪われ弱り目に祟り目。色んなことがあって「死んでしまいたい」という言葉は真実なのでしょう。真澄はマヤにかなり罪の意識を感じており、好きなだけ殴れと言うのですが大きな恨みを持っているはずのマヤは殴れず。
亜弓は噂を一蹴しマヤの一件の真相究明ために凄い速さで動きます。ここで自分のライバルを潰してはいけないという気持ちが働いてこそ。普通では考えられない父親に対しての媚び売り、そしてそのコネでのりえの演ずる芝居に入り込みます。既にターゲットロックオンです(笑)。マヤと良い仲だった里見茂はその後マヤと一度も会えずに海外へ。彼も将来有望な俳優、ここで足止めされるわけにはいかず事務所方針でマヤと悲しみの破局。本当なら一番マヤの心を持ち上げる事ができるのが里見だったのですが残念です。この後真澄か桜小路あたりが救いの手を差し伸べてくれると良いのですが。
月影先生も亜弓同様にマヤの一件を信じず。マヤを疑っている劇団員の麗達の心も月影先生の言葉で氷解させます。マヤはこんなところで倒れていたら『紅天女』など務まるはずもありません。「契約書一枚ある限り(マヤは)あなたのものです」と真澄に凄む冴子に拍手。これほどマヤ寄りに考えてくれる人だとは思いませんでした。
亜弓はのりえの演技を見るに素晴らしいと思うもののそれはマヤのコピー以外の何でもない。オリジナルの演技を見せてくれるマヤがやはり自分のライバルと再確認。そして、思いがけずマヤの件で暗躍している人間の会話を盗み聞きする事に成功。明らかになって行くのりえの罠に次回は「本物の宝石」である亜弓が詰め寄ることができるか。そして、自分の演技すら出来ずどん底状態のマヤに明るい光をライバルとして届けることができるか、必見です。(^^)
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