まんがライフ 11月号

　表紙は後藤羽矢子先生のイラストが一番大きいのですが、その横にはじんわりと神仙寺瑛先生の存在感が大きくなっています。後藤先生は他誌でも表紙を飾ったりしているので、編集サイドとしては生え抜きの神仙寺先生を持って来たいのでしょうね。今かなり勢いも感じられますし、もしかしたら数ヶ月内に表紙獲りの下克上が起こる可能性もありますよ。

・動物のおしゃべり（神仙寺瑛先生）
　うわっ、ミカちゃんの裏の顔出たー!　彼氏ができた時にもタローにした行為をするのでしょうか、コェーよ。（＾＾；　タローは50kgもあるのか、江戸時代の拷問を連想させるような。兄ちゃん膝砕けるよ。（＾＾；　犬や猫とはホントはキスしないほうが良いです。特に外で活動してる猫は何を口に入れているかわかりません。ちなみに実家の猫はこの前大きい蟷螂を追い回していました、食べないとは思いますが。（＾＾；　

　「あ゛――発情してェ」には笑いましたよ。私が女性の前でこのセリフを言ったらどうなるか（笑）。猫のサクラの方が発情してマタニティーになりそうな感じがしますが。最近下ネタ多いよ、ウチ。（＾＾；　今回はタローとサクラを擬人化していてシンプルですがネタ的にはかなり面白くできています。勢いは完全にこの雑誌髄一なので近いうちにトップを獲れそう。（＾＾）

・ポヨポヨ観察日記（樹るう先生）
　脂の乗った秋刀魚はポヨの大好物、扉絵の表情がグッドです。（＾＾）　ころころ転がる毛玉、謎の生物「ケサランパサラン」（死語・笑）のよう。クロの毛玉がまっくろくろすけならクロはジジってなところか。イナゴ見つけてお尻フリフリ前屈み、レッツモーレツ100ダッシュ（だから死語だって・笑）。イナゴの佃煮かぁ〜。（＾＾；　クロとおばあちゃんはとても良い関係だね、和みます。（＾＾）　猫は新聞大好き、お尻に敷いても良し、かぶっても良し、そしてビリビリに引きちぎっても良し（笑）。

・ななこまっしぐら!（小池恵子先生）
　ななこさん、やはり女性でケーキが好き。さすがにケーキをタクさんが持って帰ってきた時は突っ込んで来ません。私が前回の感想で不満を漏らしたら今回シリアスななこさんが出てきましたよ（笑）。

　汐路ミカだけでも一作品できると思います。ミカ、と言うよりも小池先生がエロイイラストから小学生女子向けジュニア小説の挿絵まで何でもござれなんでしょうね。（＾＾；　水仕事をする方にはこれからが辛い季節、手のケアは怠りなく。

・動物園でおしゃべり
　多摩動物公園の動物達をウォッチング。それぞれに個性があって魅力的なのですがそれよりも今回の企画で魅力があったのは神仙寺先生のウォッチングができたことです（笑）。今回わかったこと、「中年女」「息子」「田舎者」のキーワードから色々と。

　私の予想が当たりました。「中年女」と書かれていることで先生が女性であることが確定です。中年はへりくだって言っているのでしょうけどね。（＾＾；　「息子」の運動会がこの企画の前日にあったようで既婚者ということも確定。女性の4コマ漫画家は結婚されてる方が多いです。（＾＾）　「田舎者」って書いてありますけど東京自体が田舎者比率が多いので。（＾＾；　謙遜してますけど、『動物のおしゃべり』の作者近況で「神戸在中」（ホントは「在住」なのでしょう・笑）と書いてあるので決して「田舎者」ではないと思います。私みたいな者をそう呼びます。（＾＾；

・よいこのしごと（まがりひろあき先生）
　『魔女っ娘つくねちゃん』（月刊少年シリウス連載中/講談社）の宣伝で竹書房と連携?　それはともかく、「つくねちゃん」以上に今回の漫画は面白いかもしれません。連載になればそこそこの人気を得るでしょうね。宣伝だけでなく竹書房さんのところで描くつもりもあるのでしたら是非お願いしたいです。（＾＾）

魔女っ娘つくねちゃん 2 (アッパーズKC)

・ときめきももいろハイスクール（笹野ちはる先生）
　作者近況、温泉のおススメを教えて欲しいと。私の住んでる栃木なら福島寄りところにたくさん温泉地がありますよ。日光、那須、塩原あたりがおススメ。近場でも健康ランドみたいなところがあると思いますが、そこでも十分楽しめると思いますよ。（＾＾）　でも自分の家のお風呂が一番好きと・・・ごちそうさまです（え?・笑）。

　キラキラ輝く琴音がお蝶夫人に見えたり見えなかったり（笑）。彼女は猛毒、千歳が暗示に係り操り人形になるところでした。対琴音用兵器は薫しかないな、毒を持って毒を制す（笑）。湯船で英単語帳開いたがために逝ってしまわれたようです、何事も無理は禁物です。（＾＾；　あまりのやつれっぷりに宿敵ちかも思わずエールを送り。琴音の得点アップは何年計画ですか?（笑）　最後のコマの千歳の顔がなかなか笑えました（笑）。

・だめっこどうぶつ（桑田乃梨子先生）
　うる野とぺが之助の仲を引き裂こうとするのはふくちゃんでした。強がるもぺが之助の「ふくろうの人」発言にふくちゃんは撃沈された模様。こういう時はうる野のようにとことん「下向き」になれ。（＾＾；

だめっこどうぶつ 2―桑田着ぐるみ劇場 (バンブー・コミックス)

　来月は魔夜峰央先生のゲスト漫画が読めるみたいですよ。（＾＾）