GUN×SWORD(ガン×ソード)
今回のヴァンは今まで見せなかった裏の感情をウェンディと視聴者に見せてくれました。「可愛いところあるじゃん」と思う人も「結構ヘタレじゃん」と思う人もどっちもいますよね。(^^;
ヴァン、ウェンディとオリジナル7のウイリアム・ウィル・ウー(CV.真殿光昭さん)の3人で話を廻していました。前半のヴァンはまったく良い所なし。ウェンディがヴァンを必死に助け上げてベッドに寝かせます。が、雪の吹きすさぶ中で無理をしたためウェンディが倒れてしまうことに。カギ爪の男を倒すなんてでかい事言っておきながら女の子一人守れないヘタレさを露呈。薬や食料も思うように探す事ができずの役立たずヴァン。
敵のヨロイの姿に怯え、機械仕掛けの鐘の音にも怯え・・・。ダンは自動修復できるんですね、すごい。あの重そうな数字合わせの鉄塊は亡きガドヴェドから貰った物でした。ヴァンから邪念を取り払い「バカ」にさせるために。ウーは何だかんだ言って自分が母親を殺してるじゃない、狂気の人だよ。(^^;
今回はウェンディに対して何だか優しいヴァン。拙いながらもきちんとウェンディを看てくれます。でも、これはプリシラ登場への恐ろしき伏線かとも思ってみたり。(^^; それにえらく臆病者であることもわかりました。数字合わせをカチャカチャして狼狽しているところなど、人体改造されているとは言えヴァンもれっきとした人間なんだよなぁーと思いました。
尻尾を巻いてこの場所を出て行こうとするヴァンに、「私を置いて先に行って」と促すウェンディ。そして、ヴァンが逃げても誰も責めたりはしないと。ゴメン、ウェンディが聖母のように見えてきたわ。(^^; ヴァンはウェンディに対して母性を感じ、その向こう側に愛していたエレナを感じたのかもしれません。ヴァンがエレナに出逢うまで孤独だった事、エレナと出逢って愛を初めて感じた事がわかりました。
ウェンディから何か大きくて温かいものを貰ったヴァンは心の呪縛から一気に解放されたように喜び、ダンを巧みに操って「愛を捨てる奴には俺を倒せない」とウーを圧倒し撃破します。ウーの生体反応が消えたと報告があっても表情を変えずに淡々と会話するカギ爪の男が怖いです。(TT) そして、ヴァンは亀が苦手だったと今頃(第16話)になってぶっちゃけ。ウェンディもきょとんと「そうなの?」、ヴァンもあっさり「すいません」(笑)。最後にこのオチが来るとはなかなかやるなぁー(笑)。
- 作者: 兵頭一歩,ひのき一志
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2005/10/08
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (35件) を見る