猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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ガラスの仮面

 今回はショッキングなシーンが・・・マヤ、寝てる場合ではないって。(^^; 自業自得とは言えあちこちから白い目で見られ陰口を叩かれて行き場を無くした可愛そうな北島マヤ。大女優の道から転がり落ちた姿は大層惨めなものです。それでも速水真澄はマヤを舞台の上に引きずり出そうとがこれが裏目裏目に出てマヤを追い込んで行きます。

 姫川亜弓は乙部のりえの追い落としを謀ります。演技での真っ向勝負でのりえを追い詰め、「この舞台は不利」とまで言わしめます。私に言わせれば不利って言うより亜弓と演技を比較すること自体「無理」なお話。(^^; 「役者の風上にも置けないヒロイン」と亜弓は情け容赦なく観客を自分の方に注目させ、真の実力を遺憾なく「ヒロイン」であったのりえに見せ付けます。

 マヤは失意のうちに女優の道を諦めることを決意、大都芸能や真澄からの脱走を試みます。しかし、真澄の情報網は国家機関並みで(笑)どこにいてもバレてしまい連れて帰られてしまいます。倒れたマヤを速水邸のベッドに寝かせ、真澄が取った行動は・・・マヤにキス! 真澄はそこまでマヤのことを想っていたのかぁ、結構あのシーンは破壊力あったぞ。でも、寝ている無防備な女の子にキスするなんて(実際には水薬を口移しで飲ませたんだけど)真澄も意外と小心者です。(^^; ま、マヤも肺炎起こしかけたみたいなので今回はお互い様ということで(笑)。真澄の征服欲は凄いなぁー、マヤに自分のパジャマまで着せてしまってますよ。完全にマヤの心身を獲りに行く獣の目になってることでしょう。(^^; 真澄の父親も出てきましたね、『紅天女』という言葉に反応してましたけどこの後マヤと会うことになるのかな。

 マヤは女優の道を進まなかったら良い保育士さんになっていたでしょうね。それもつかの間の夢、獣の真澄の目からは逃れられませんでした。あの後保育園にはきちんとフォローを入れたのかなと余計な心配をしてしまいます。あれって誘拐とか拉致に近いですからね。(^^;

 亜弓は主役乗っ取り成功で復讐完了、父親の顔も立てることができて一石二鳥です。マヤが女優を辞めることが耳に入り、ライバルを失った、その程度の子だった、見損なったと口以上に怒りと悔しさと落胆が心に渦巻いているようでした。マヤと亜弓の関係って『ヒカルの碁』のヒカルとアキラの関係にも似てるよなぁーと思ってみたり。いや、『ガラスの仮面』の方が先だから逆か(笑)。

 マヤは再び速水邸に連れ戻されて軟禁されましたが、ハンガーストライキを3日続けたため真澄の方が降参。マヤを諦めたのではなくて一か八かの捨て身の勝負に出たと解釈した方がいいのか、真澄は最後のお芝居にと亜弓主演のお芝居に端役でマヤを出演させました。またマヤに嫌がらせが、重箱の本物の饅頭が泥饅頭にすりかえられていたのです。マヤの今にも消えそうな女優魂にこの嫌がらせが着火剤になり再び亜弓と対決することができるのでしょうか。亜弓にとってそれはとても喜ばしいことでしょうね。(^^)

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