猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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今日からマ王!

 大シマロンのベラール陛下の横に付いていたのはやはりコンラッドでした。何らかの考えがあって(大シマロンが自分の故郷というだけでない)大シマロン側に付いているのでしょうが今のところその意図がわかりません。

 ツェリの衣装はこども達の英雄になれるどころかこども達は寄って来ません、絶対に。でも、大人の男はたくさん近づいて来ることでしょう。そのぐらい妖艶な紅のコスチュームでした。村田曰く「セクシークィーン」ですって(笑)。実際にこの国で恋人も作っていて、ツェリがファンファンと呼んでいるステファンという男が登場しました。彼は行商人であちこちの国で商いを成功させています。もちろんこの大シマロンでも陛下の信頼できる御用聞きになっていて、そのお陰で易々と禁忌の箱が置かれている宝物庫にダカスコスを伴って入れたわけです。ツェリは離れた高台から手を振ってフリンが無事なのをユーリ達に教えました。

 そいてユーリは3人目の選手として出場。直前まで婚約者ヴォルフラムはユーリを棄権させようとしていました。王としてではなく自分の大切な人として守ろうとしているのがわかります。対して村田大賢者様は「信じてみる?」とユーリを後押し、ヨザックも王様らしくないところが気に入っていると言い、結果ユーリは強い意志を通せたのです。

 しかし、大シマロン側から出てきたのは何とコンラッド、ユーリが正に逢いたかった人物です。「え?何で?」という気持ち、よくわかります。なぜに腕が繋がっているのか、なぜに生きているのか、そしてなぜに大シマロン側の選手として自分と対決しようとしているのか、頭がパンクしてしまいそうです。

 ツェリはフリンとお話。数段格上のツェリから「理由を見つけて全身全霊で自分の国を守りなさい」とありがたいお言葉を賜ります。ツェリ自身、過去に王の地位に君臨していましたが、兄のシュトッフェルに国政を任せてしまったことを後悔していることを打ち明けています。ま、このお言葉の前後には愛の伝道師の如くフリンに色恋の説法を行っているのですがね(笑)。フリンはかなり弱り顔でしたけど。(^^;

 コンラッドの登場にはユーリだけでなくツェリ達も驚いていました。ツェリに「この運命はあまりにも過酷」と言わしめるほどです。突然檻が降りて来てユーリを心配そうに見ていたヴォルフラム達が拘束されてしまいます。対戦スコア1-1で迎えた事実上の決勝戦、大シマロン側はユーリを殺る気です。羊のTゾーやヨザックは鉄格子に体当たりして脱出を試みますが頑丈で歯が立ちません。コンラッドは大シマロンの代表として本気でユーリに剣を向けます。失ったはずの左腕は以前のものではないようですがきちんと付いています。

 コンラッドは本気と言いながら、やはりユーリ第一主義で剣を向けつつも明らかに庇い立てをしてユーリに棄権を促します。ユーリの名付け親であるコンラッドがユーリを傷つけられるわけがないのです。そんなコンラッドの心情を見透かしたかのようにアーダルベルトが乱入。コンラッドはアーダルベルトに「ユーリを倒してジュリアが喜ぶとでも思っているのか」と叫びます。しかし、アーダルベルトは攻撃を止めず法術を使いユーリを窮地に追い込みます。モルギフが意思を持っていて相手の攻撃を巧みにかわしてユーリを守っていますが
当のユーリはバテバテの限界。この期に及んでもなおユーリを悩ませるのはコンラッドの事です。

 最後の一撃が来るかと思ったときにコンラッドが「ユーリの魂はジュリアのもの」と叫びました。ジュリアの幻影らしきものも見えます。この一か八かの口上にアーダルベルトは剣を収めるのかどうか。コロシアムの上からは白い雪が舞い降りています。

TVアニメ「今日からマ王!」オリジナルサウンドトラック

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