猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

ダンまち応援バナー

イタタなオタタ記事

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1490373/detail?rd
 一部の方が話題にしているので私も釣られてみます(笑)。
以前に私が書いた「乙女ロード」関連の話は
http://d.hatena.ne.jp/karinto/20050720/p3

若者の街・池袋。その一角に、なぜか若い女ばかりが大挙して訪れる通りがあるという。その名も「乙女ロード」。名前だけを聞くと、甘酸っぱい妄想が湧き上がってくるが――。ウワサの乙女ロードを記者が訪れてみた。果たして、その実態は!?

 もう、この書き出しからオッサン臭(自分を棚上げ・笑)がプンプンします。「若い女」「甘酸っぱい」などエロ雑誌のエロ記事の書き方と変わりませんよね、ゲンダイネットさん(笑)。

女子高生から40代の主婦風まで、確かに歩いているのは女性ばかり。しかし、何だか雰囲気が違う。みな一様に小太りで、染めていない黒髪を無造作にゴムで結わえ、パンツルックにスニーカー。肩には大きな布バッグを下げている。“いかにもしょじょ(キーワードにかかるのでひらがな表記にしました)”という雰囲気の女性の集まりで、ギャル系やOL系の女性は皆無だ。

 私自身はもう3年以上池袋のあの界隈にご無沙汰しているので今の状況は見てはいませんが、今実際に乙女ロードを通ってたりお店を利用したりしている人達が見たら恐らく違うよって言うんじゃないかな。この記者の記事は断定的な物言いをしてるところが多いんだけど、「女性ばかり」とか「ギャル系やOL系の女性は皆無」とかプロ(とは思えないけど)の記者としてホントにそんなこと言っていいのかと。

 あの界隈って確かに女性向けの同人誌などを扱うお店が多いので比率的には女性が多いのはわかりますが、会社も多いし前にはサンシャイン60が聳えているのでOLも含めた会社員も多く通るし、休日には家族連れの方もいます。時々外国客を乗せた観光バスも停まっていたけど今はどうでしょう? 格好だって私のように無造作な人もいればかなり磨き上げてる人だってもちろん通ってますよ。で、年齢層はだいたい合ってると思うけど、小・中学生だって当然いますよ。メイトがありますしね(同人誌のところは入っちゃダメ・笑)。「主婦風」ってなに?(^^;


 細かい言葉の違和感というかエロオヤジ的気持ち悪さはもうたくさんあるんだけど省略して・・・

 客はといえば、友達同士でワイワイ騒ぎながら選ぶグループもいれば、無言で棚の隅から隅まで目をギラギラさせながら物色するひとり客もいて、一度に数十冊も買い込む姿は鬼気迫るものがある。なるほど、乙女たちのバッグがやけに大きいのは、まとめ買いのためだったのか。布バッグを2つ、3つ下げる女性も少なくない。

 店内は栗の花くさいとでもいうか、発酵したメスの匂いが充満していて息苦しい。場違いな記者に軽蔑と嘲笑を込めた視線が突き刺さる。まるで女性専用車両に乗り込んでしまったかのような居心地の悪さだ。

 今キャリーバッグって使ってないの? 女性が布バッグを2,3つ下げてる姿って私はあまり見たことなかったんだけど、今は状況が変わったのかな? 現役の方、そこのところどうなのでしょう? まとめ買いだけでなくてまとめ売りをするためにたくさん入るバッグを持って来ている人は確実にいると断言(笑)。この記者は完全に販売の方だけに目を奪われてるけど、この界隈は商品の買取を行ってるところも多いんですよね。(^^) 「栗の花」は女性に対して使う言葉なのか(笑)。「発酵したメスの匂い」なんて思ってこんな記事書いてる記者が店内でオーラ出してたら、軽蔑・嘲笑でなくて女性側からしたら恐らくは恐怖とか気味悪さですってば。(^^; 普通に入ればチラ見はされるでしょうけどそれ以上女性はこだわらないでしょう、見に来てるのはお目当ての商品ですしね。実際にBLものが好きな男性が店内にいることだって時々あるでしょう。

 実際にきちんとした取材をしたのかどうか、この記事を見るに唸ってしまうよね。興味関心も無く、ろくに事情を知ろうともしない人がやっつけで記事を書こうとするとこういう人を見下すような事が発生する良い(!?)事例です。今後のためにもこのゲンダイネットの記事を保存しておくと良いかもね(笑)。