猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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怪〜ayakashi〜

 『四谷怪談』編の最終回。お岩の復讐は止まるところを知らず、今度は伊右衛門の親や仲間にまで怨みの範囲が広がります。「瀬をはやみ 岩にせかるる〜」なんてちょっと考えないとわかりませんでしたよ。「岩」で気づけよと伊右衛門に言いたかったのね(私もか)。(^^; 

 仲間の長兵衛は小屋の一件で伊右衛門がお岩に祟られてていると実感しますが、それが災いしましたし伊右衛門から離れるのが遅かった。哀れ伊右衛門の両親の家でお岩によって磔の刑に処されてしまいました。さらに伊右衛門の父源四郎は天井に吊られ母お熊は大量に湧いたねずみに食い殺されてしまいます。

 一人残された伊右衛門、彼が助かるだなんて誰も思っちゃいません。(^^; お岩にしてみれば彼がラスボスですからね。逃げようとする伊右衛門に立ちはだかるは2人の遺志を心に抱いて参上した与茂七でした。仇討ち用に白装束もバッチリ決めて伊右衛門を討ち取らんと刀を抜いて襲い掛かります。抵抗する伊右衛門の前に現れたのはまたしても大量のねずみ、母の時と同じように全身を覆い尽くします。そこに与茂七の刀が突き刺さりお岩の怨みは晴らされ与茂七達の仇は取れたことになります。

 その後鶴屋南北(CV.阪脩さん)が『四谷怪談』の説明をしてくれました。芝居に使われたお岩の面の写真が映像が出たのですが、メッチャ怖かったよ〜。こどもが観ていたら絶対に泣き出したよ。アレ絶対魂入ってるって!(ブルブル) そんな後に役者や製作者が不幸に遭うことが多いなんて話もするものだから・・・冬の怪談話って寒いし怖い、体感温度が5度は下がる。深夜に独りで観ているものだからなおさら。(^^; お岩が「祟る事を観客自身が望んでいる」って言っていたけど、怖いもの見たさって人間の心にあるから色んな話が色々と肉付けされて怖さがパワーアップもされているんでしょうね、きっと。

 次回は良く見えなかったけど『天守物語』かな。どういうお話なのか良くわかりませんけど『四谷怪談』でこのアニメはイケル!と思ったのでもちろん観ますよ。OPのイラストなどもゾクゾクするぐらいに美しいし怖い。キャラクター原案に天野喜孝さんだったのか、納得です。(^^)

怪談話・幽霊話集成 四谷怪談-伊右衛門の最后

怪談話・幽霊話集成 四谷怪談-伊右衛門の最后