猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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怪〜ayakashi〜

 『天守物語』第三幕。白鷺城から脱走した富姫(CV.桑島法子さん)と図書之助(CV.緑川光さん)、一時的ではありますが村人に紛れて仲むつまじく暮らしていたようです。ただ、まだこの時点ではきちんと結ばれていなくて、その後図書之助が富姫にプロポーズその言葉を言っていました。人里に下りれば忘れ神の富姫の身体は人間と同化し永久の命ではなくなってしまいます。自分と暮らしている間は永遠の命以上のことをあげる自信がある・・・「共に生きて共に死のう」・・・ハーロック?(笑) 富姫はそんな図書之助のプロポーズの時に、金平糖がまた食べられるのかみたいなちょっとちぐはぐな話をしているところがまた良かったです。

 舌長姥がそこにやって来て城に戻ってくれと懇願され、やむを得ず白鷺城に戻った富姫。待女達の部屋に行ってみると薄(CV.神田朱未さん)が重篤になっていました。忘れ神が病気に罹って死ぬなんてあってはならないこと、それが今目の前で起こっています。富姫が図書之助と人里に下りたために城の中に起こった異変。舌長姥が言った「私達を道連れに死ぬつもりか」という言葉にショックを受けて責任を感じ、富姫は図書之助と逢ったのは間違いだったと2人の縁を自ら引き裂くのでした。恋愛と忘れ神の頭領の立場に板ばさみになってしまった富姫が可哀想に思えたり。

 図書之助が諦めて城から出てくると待っていたのが想い人だったお静(CV.千葉紗子さん)、彼女が後々問題を起こす火種になるとは図書之助は思ってもみなかったでしょうね。2人は祝言を挙げ正式な夫婦となりますが、ある日食材を入れておいてあった箱の中にあった女性ものの櫛を見つけてしまったお静は嫉妬の炎がメラメラです。籠に入って女とHしていた殿のところに走り直訴、上納されるはずだった小次郎(白鷹)が白鷺城にいると殿を炊きつける悪女ぶりを発揮しました。女の嫉妬はげに恐ろしきもの。

 軍が城に攻め入る事態を知った図書之助は、お静に「死んだものと思ってくれ」と認めた手紙と遺髪の束を残して白鷺城へ。再びの出会いに驚く富姫、富姫に殺されに来たと言う図書之助。刀のさびになるか・・・なるはずもありませんでした。嫌いになって別れたわけではありませんでしたからね。恋心を「暴れ馬」と言う富姫、うーむなかなか素晴らしいです。城の入り口ではまたまたお静が白鉢巻姿で現れ一緒に戦わせてくれ、自分は城の内部を知っていると交渉し了承してもらいました。彼女は自分の旦那を奪った富姫を殺そうとしているのか、それとも自分を裏切った図書之助と2人まとめて殺そうとしているのかどっちなんでしょうね。松明の火が城の周りを取り囲んでいるのを見下ろす図書之助と富姫、3人の運命は次週で完結です。(^^)

春のかたみ

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