ガンパレード・オーケストラ

　やっと幻獣が登場しそうな、そんな最終回直前のお話です（笑）。一週間後に全島民避難の通達が出ました。第8警護師団の面々にこの島と島民を護る力があるかと問われればNOでしょうね。幻獣と戦える力を持っているのは実際に戦った事のある石塚千翼長（委員長）と石塚を本土に連れ戻すために来ている永野万翼長ぐらいなものです。実戦経験もそれ相当の訓練も行っていない学生隊員が戦ったら、グロい話で幻獣に手足を捥ぎられて積み上げられて趣味の悪いオブジェにされるのが関の山です。「失礼しちゃうわプンスカプン」って辻野友美（CV.榎本温子さん）が言ってましたけど無駄死にしたいのならどうぞ突っ込んで下さい。でも、最終回はバッドエンドですからね。（＾＾；

　でも、幻獣に対する恐怖心がないのか甘く考えているのか島民達の動きは鈍く、隊員達も島内一周マラソン大会などやってます。ストーカーの如く石塚の後を追いかける永野、石塚が永野から逃れるために珍しくマラソン大会に参加意欲を見せれば部外者であるはずの永野も参加すると言い出します。そして永野が勝てば問答無用で石塚を連れて帰り、負ければ石塚が今後好きなようにして良いと賭けに出ます。でも、石塚は軍に所属して腐っても千翼長の位にいるんだからそんな勝手な事をできるはずもなく・・・永野、上手いな（笑）。「ウチの綾子」がって、もう大迫は奥さん扱いかよ。分かってることだろうけど、古関里美（CV.氷上恭子さん）には死ぬまで感謝しろ（笑）。

　マラソン始まり石塚が飛び出して先行、そして離されまいと永野が付いて行きました。永野の問いかけに島が好きだからこのまま残ると名言する石塚。他の隊員達はみな内地に行った時の事をシミュレーション。里美は内地をリボンで埋め尽くしてやると、色はまた黒ですね、黒なのですね。（＾＾；　このゴッド姉ちゃんをどうか世界征服に走らせないように紐をつけといて下さい。歩くだけで地響き立てそうだしね（笑）。

　永野は石塚に対してコンプレックスやら後ろめたさやらを抱えてしました。以前2人は同じ部隊で幻獣と死闘、熊本殲滅作戦の時のこと。石塚は隊長としてそれ以前も別の隊を指揮して自分以外全滅させてしまった経緯があり、永野と同じ隊の時も2人を除いてみな戦死してしまいました。重傷を負いながらも助け合って2人は助かり、石塚は自分の功績も全部永野のものとして上申したようで、その結果永野は昇進昇格し石塚は部隊壊滅の責任を取らされて島流し的な制裁にあったと。永野の心の中に永野に対する釈然としない気持ちが生まれたのは当然といえば当然。軍の人間だから上官の指示命令には逆らえないけど、正直こんな形での昇進昇格はまったく納得のいかないことだったでしょう。

　マイペンライの船長は海底で何を探しているのか、そして何を見つけたのか、それは最終回で大きく関わるモノなのか。どれぐらいの距離を走ったのかはわかりませんがゴール時には陽が大きく傾き夕方になっていました。勝ったのは・・・また石塚のようでした。僅差ですが勝ちは勝ち、石塚は自由にして良いという約束ですが結局は永野も彼に付いて残るんじゃないかと思います。次回は幻獣の前に台風も来るようでどんな終わり方をするのか楽しみです。こんな書き方「白の章」の時にはまったく考えられなかったな（笑）。

ガンパレード・オーケストラ 緑の章 ~狼と彼の少年~(限定版)

ガンパレード・オーケストラ 01 (電撃コミックス)

　PS2「緑の章」は只今買うかどうか思案中、中古でも良いかなと思ってみたり。（＾＾；『幻想水滸伝』『魔法先生ネギま！』の新作ゲームも同様に保留にしてたりして。（＾＾；