猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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NHK プロフェッショナル

 スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫さんが出演されていました。宮崎駿監督の右腕と言っても良い方ですが、宮崎監督が「剛」ならば鈴木さんは「柔」の役割を担っていると思いました。

 監督をして「あおってないフリしてあおる」と言わしめる鈴木さんは元々徳間書店のライターでした(番組では大手出版社と言ってましたが)。ある時上司と衝突して寄せ集めの『アニメージュ』創刊要員として異動させられてしまうのですが、私などアニメファンにとっては神様ありがとうですよね。そうでなかったら『アニメージュ』は今まで残っていないし、『アニメージュ』で宮崎監督が連載を始めるなんてこともなかったかもしれません。よって映画化もされず、今の監督やジブリもなかったでしょう。『宇宙戦艦ヤマト』が表紙の『アニメージュ』創刊号が映し出されました。

 やっぱり頭が柔軟なんですよね。作品に関わる周囲の人を片っ端から引きずり込んでみんなに作品のことを考えさせてお祭りのようにして作品を完成させるような人を信じる力、人に任せる力、人の気持ちを高揚させる力が卓越しています。業者さん達とのお喋り(なぜCDが売れないのか?という議題で)の中で1人の方から出た「全部曲が似ている」発言には私も思わず首を縦に振ってしまいました。業者の方がこう考えているんだからなぁー、そりゃ売れなくもなるよなぁーと。

 今はまた宮崎駿監督の息子宮崎吾朗監督の新作の準備をしているようですが、リタイアを考えるのはまだまだ先ですよ。(^^) これからも周囲が宮崎監督や鈴木プロデューサーを必要とするでしょう。宮崎作品に対する批判もありますが、彼に匹敵するだけの力を持った若手が台頭してこない限りは今後も彼らの天下は続く事でしょう。

↑この作品が宮崎吾朗監督の監督デビュー作となるのかな。



 
 『まんがくらぶ』『まんがタウン』『ヤングアニマル嵐』と『BLOOD+』の感想は明日ってことでどおっスか?(^^;