猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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落語界の大御所・三遊亭円楽(73)が22日、現役引退の意向を明かした。この日、23年間司会を務めた日本テレビ系人気演芸番組「笑点」(日曜午後5時30分)の卒業会見が都内で行われ、「落語をやるのは無理な気がする」と引退を示唆した。66年「笑点」スタート時のメンバーで、私財を投じて寄席「若竹」を開場するなど、昭和から平成の落語界をリードした。しかし、昨年10月に脳梗塞(こうそく)で倒れ、落語を演じるのに限界を感じたため、第一線から退く。

 昨日のはてなダイアリーの「注目キーワード」ではこの話題のものが1位から6位までを独占していましたね。それぐらい多くのブロガーさんの興味を惹いてるってことです。

 私は正直なところ三遊亭円楽師匠にはそれほどの感情を持っていません。一番面白かったのはやはりカリスマ的司会者三波伸介さんがいて三遊亭小円遊さんがまだ元気で桂歌丸さんと罵り合っていた頃です。『笑点』のメンバーは変わっていないように見えますが司会者も含めて結構入れ替えになっているのですよ。その中にあって今度司会者に抜擢された歌丸さんは『笑点』以前に放送していた『金曜寄席』の出演者でもありました。そして歌丸さんは40年以上も大喜利のコーナーに座り続けているわけなんです。70近くになり頭も薄くなりますよね。(^^;

 でも、個人的には歌丸さんの今回の司会者就任はとても残念です。彼は大喜利で浮つき気味な雰囲気をキュッと引き締める答えを出す含蓄ある役割なので勿体無い。今はみんなボケ気味ですからね。林家木九蔵さんは素でボケてそうだし(笑)。最後に締める役を三遊亭好楽(昔出ていたときは「林家九蔵」名義だった)さんあたりができるかどうか。三遊亭楽太郎さんもできるでしょうが最近は木久蔵さんに乗っかってボケキャラになったりしてますからね(笑)。さらに代アニの学院長だし(笑)。

 5月放送の40周年特番で引退する円楽さんに代わって司会を務める歌丸さんですが、円楽さんの昭和8年生まれに対して歌丸さんは昭和11年生まれと大して年の差がありません。木久蔵さんは昭和12年、円楽さんとともに長い『笑点』人生に幕を下ろす林家こん平さんは昭和18年、好楽さんは昭和21年、落語芸術協会副会長の三遊亭小遊三さんが昭和22年、円楽さんが『笑点』を卒業した時に代わりに置いていった(笑)楽太郎さんが昭和25年生まれ。上は70近くで下は50代半ばであり以前の『サザエさん』や『ドラえもん』のキャスト状態。

 ここに今回入ってきたのが毎度こん平さんの代役として虐げられてきた(笑)林家たい平さん(41歳)と春風亭昇太さん(46歳)が正式メンバーとして発表がありました。たい平さんは師匠格が横に並んでいても物怖じしないので今後も座布団運びの山田隆夫さんと名コンビでお客さんを笑わせて欲しいと思います。(^^)

 それから私、平成12年に発行された高田文夫さん責任編集の『笑芸人』vo.2って本を持っているのですが、この号が「祝35周年 笑点大研究」のタイトルで、この中に「笑点若手大喜利司会者」として昇太さんの記事が載っています。そのタイトルが「春風亭昇太が吠える」とあり、その横に「待ってろ円楽!……師匠」と書かれています(笑)。もう6年ぐらい前の記事なのですが今回の新加入を暗示するようではありませんか(笑)。この『笑芸人』って本(というか雑誌というか)を買われている人は昇太さんの顔は食傷気味でしょう。私が買っていた頃はこの本1500円ぐらいだったのですが値段が跳ね上がってから買わなくなってしまいました。(^^;

 今までのメンバーも新加入のメンバーも最上級の「マンネリ」を目指しつつ新しいものにも挑戦して欲しいです・・・なんてちょっとわがままかな?(笑)

笑芸人 (Vol.17(2005冬号))

笑芸人 (Vol.17(2005冬号))