猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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BLOOD+(BLOOD+)

 シフが生き残る術だった小夜の生き血を体内に取り込むことがウソだったことがわかりました。カイと気持ちと同じくして私も生き延びて欲しかったのですが、顔に「ソーン」のできたイレーヌ(CV.豊口めぐみさん)を救うことはできませんでした。小夜の血を飲ませて一旦は安堵の表情を浮かべたイレーヌでしたが、その後容態は急変し身体を硬直させ「マヤ、恐ろしい子」の目が真っ白くなるほどの苦悶の表情を浮かべた後に全身がガラスのように脆く粉々に割れてしまうという悲惨な最期になりました。

 カイの願いに初めは嫌がっていたものの、最後には折れて自分の手の平を切ってイレーヌに血を上げましたが、その目の前で彼女は息絶えました。大きなショックを受けたのは小夜もそうですが「治ったらまた一緒にパリを歩けるかな」と前向きな言葉を聞いた後に悲惨な最期を看取ったカイも同じです。そして、戦う意思を持っていたシフはモーゼス(CV.矢薙直樹さん)がカルマン(CV.野島健児さん)達を止め諌めて小夜達と戦う事を止めました。

 小夜と戦う意味が無くなってしまったシフが今後自分達を作り出したディーヴァ側に向かうのは必至です。しかし残りの戦力でシュヴァリエと戦う事は即ち自らの「生」を賭ける事になります。はっきり言って現状では絶望的、死ぬ運命を持って創られた兵器のシフが生き残れる確証はどこにもありません。生き長らえる方法を知っているとすれば自分達を創ったアンシェルのみか。カイが一緒に戦う事を提案するもそういったことをこれまで学んで来なかった彼らの答えは出ませんでした。ただモーゼスが願いだった小夜の血を飲ませてくれたことに対して「ありがとう」と感謝の念を示してくれたのは1つの救いです。わずかな可能性ですがスクラムを組むこともあるかもしれないって希望を持たせる瞬間でした。シフ達はイレーヌの欠片を拾い集めてその場から去りました。

 ジュリアは引き続きリクとD塩基の研究中。やはりコリンズがキナ臭さを増していますね。携帯電話で話していた相手はどうやら飴男ヴァン・アルジャーノのようです。「赤い盾」もヴァンに利用されて最後には潰されてしまうような感じがします。が、それはアンシェルが「こざかしい」と吐き捨てたヴァンも同じ事。内情を知りすぎている彼らにも命の危機が迫りつつあります。

 それにしてもリクの小夜への甘えっぷりがとても気になります。視聴しているお姉さん達はもうハァハァだね(笑)。大人のハジとこどもっぷりを上げたリクに支えられつつ小夜はやるべきことを為さねばなりません。ハジの胸で泣いてしまいリクのハンカチを借りて鼻を「ブーッ」とかむ小夜には笑った(笑)。女の子の小夜がハンカチ持ってないのも減点対象だけど、鼻をかむ時の色気のなさにはさすがのリクも呆れ気味でしたよ(笑)。

 一方デヴィッドは岡村と真央に自分達の手の内をわざと見せて後戻りできないようにしています。これで納得のいかないお嬢は岡村の胸ポケットから写真を取り出してデヴィッドを強請りにかかります。これも愛するカイを間近で援護射撃したい乙女心です。しかし愛するカイにはそんな気持ちをわかってもらえず「日本に帰れ」と冷たくあしらわれています。とは言え、カイも本当は彼女を危険な目に巻き込みたくないからそう突き放した言い方をしてるんだよね。

 あ、やっぱり再登場しましたよ、行方不明になっていたカール(CV.佐々木望さん)が。(^^; ソロモンは更なる火種を抱えてしまったことになりますが、上手い具合にカールを使ってアンシェルの企みを阻止することができないでしょうかね。

 ビルの屋上でカイは隣にいた小夜にイレーヌの面影を見ました。小夜が持っていたのはイレーヌの欠片。それを風に乗せて彼女なりにイレーヌを弔っているようでした。今後は俄然カイの動きに関心が持たれますね。(^^) 

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