言葉の返し方1つで
http://butlers-cafe.jp/modules/news/article.php?storyid=26
今月の初めにゲンダイネットさんの乙女ロードと執事カフェネタを取り上げた時(http://d.hatena.ne.jp/karinto/20060502/p3)に、その一番下にちょこっとだけその事を書いたのでした。執事喫茶を乙女カフェと書いたのはご愛嬌ですが(笑)。その時は一応私の方では被害を受けたお店の名前や無断盗撮記事を載せた雑誌名は伏せたんだけどね。
その後のやり取りの結果、『VoCE』(講談社)編集者サイドの非を認めない姿勢に業を煮やした執事喫茶SwallowtailがHPに載せた(対抗措置とも言う)「お知らせ」を見た方々が激しく反応し現在あちこちで火の手が挙がっています。基本的に今回の記事(書いてある内容)についてはゲンダイネットさんのそれと大差ないです。世間で言う「オタク」を自分達とは非なる者と区別しその上でこき下ろすような書き方をしています。決定的な違いは『VoCE』が事前に取材の申し込みをするという基本的な段取りを破って突撃取材を行い、更に店内のお客さんを隠し撮りしたことですよね。隠し撮りされたのは女性、しかも飲食中で女性にとっては撮られたくない場面の1つじゃないですか。そして犯罪人でもないのに「私は肖像権を侵してませんよ」と言い訳でもするかのように目だけを隠していたようですね。こんな非常識な取材がまかり通って前例を作ってしまうなら、今後もゴシップ関係でこういった取材が増えるってことだよね。もう何でもありだ。Swallowtailサイドの書いていることが事実なら編集者サイドの言っている言い訳は甚だみっともない。
以前も書いたけどマニア系のショップでも会社の方針で取材に積極的なところと取材に消極的なところに分かれると思います。今回はおそらく後者のお店だと思うのですが、こういった無礼極まりない1社の取材によって今まで正式な取材許可を得て取材していたところでさえもその影響(取材拒否や取材の話題、範囲、時間などの縮小)を受ける可能性があるよね。今回の件ではこのお店の店頭に「講談社お断り」の張り紙が張られたに等しいけど、それがここだけでなく他社のお店にも波及したらお互い(特に出版社側)に良いことないんじゃない。お店が取材されるメリットもあれば雑誌に載せるメリットもあるんだから、ここは明らかに拙い取材とその後の対応をした編集者サイドが陳謝して最終的にお互いが歩み寄った方が良いです。商品的にはお互いに接点があるんだから、早めに事態の収拾を図った方が賢明です。そのためにまず『VoCE』側が非を認めてお詫びなさい。先ずはそこからです。
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『パチンコランド』『まんがタイムファミリー』『まんがライフ』の感想書きが溜まったけど明日は書けそうにないなぁー。土曜日に纏めて書くようになりそうです。(^^;