猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

ダンまち応援バナー

いぬかみっ!

 今まで目立つ事のなかった「はけ」(CV.中村俊洋さん)が今回の主役。いつもクールに犬神達を見守っていますが、彼の心の中にはどうしようもない寂しさがあるのでした。

 初っ端はいつもの如く啓太とようこのHぃ会話から。でも喜んでいる殿方も多いんでしょうね(笑)。はけは平然と部屋に入って行ったけど、もし2人がアニメにできないようなことしていたらどうするつもりだったんでしょう。それを考えるとまた眠れなく(以下略)。単に周囲の犬から尻尾に移されたノミ取ってもらっているだけでした。(^^; 薫側の犬神達は宴の準備に大忙し。何でも宗家の誕生祝の宴とか。あっちこっちから客人を呼ぶので料理を作るのも大変です。紅白の幕も張り巡らせて準備万端です。

 今でこそ家でレーシングゲームでのんびりと遊んでいる宗家ですが昔は大変だったようですよ。友を死神の手から救うのに契約していない犬神の力を借りようとするも相手にされず1人「吶喊」しようとするこどもの頃の宗家。この声が林原めぐみさんでした。本格的復帰の足がかりにすべく出演されたのでしょうか。気になって付いて行ったはけが宗家の命を顧みない固い決意を聞いて感銘を受け、宗家が首につけていた珠と交換に彼女の供をすることになり永劫の退屈からも解放されるのでした。

 誕生祝の宴当日、人間・物の怪問わず多くの客が集まり宗家を祝って盛り上がります。啓太はなぜか物の怪の宴会に出てのっぺら娘にちょっかい出したりしていました。なぜか?の理由は明かされませんでしたが、啓太は彼なりの心配りを物の怪側にしていたのでしょうね。いつもお世話になってるのは物の怪でもあるし。ようこはその辺りの気持ちがわからなくてまたしても嫉妬してましたけど・・・もうちょっと考えが大人になるとかなり色っぽいんだけどな。(^^;

 犬神達の一部の不満がようこに向けられました。どうして私たちがこんなに忙しく働いているのに同じ犬神のようこは何もしないのかと。確かにそうだ(笑)。それを盗み聞きしていたようこ、珍しく反省してお詫びに行ったかと思いきや・・・わっひでぇ〜、ピタッとともはねじゃない、ピタッとようこで悪口言っていた犬神達にノミを移してました。ホント性悪犬だわ。(^^;

 はけが寂しく思っているのは宗家の寿命のことでした。犬神達はどのくらい生きるかはわからないけど人間よりは絶対に長生きです。宗家は犬神使いではあるけど人間である事に変わりはなく、せいぜい生きられてあと20年ぐらいでしょうか。『ああっ女神さまっ』のベルダンディーなどもそうですが、人間と深く付き合って行く上で人間の寿命は受け入れざるを得ない「運命」(と書いて「さだめ」・笑)なのです。それを受け入れて太く短く付き合うしかないのです。考えるに人間とペットの関係もそうですよね。人間の命と短さや儚さ、そして美しさを表すために桜花が出て来ました。宗家と出会ったのが彼女の誕生日でもありましたね。(^^)

 はけが桜花を見ていると宗家が出て来て「50年は生きる」「ついて来いよ」と昔聞いたことのあるセリフを彼は再び聞くことになります。はけにとっては宗家の元気な顔を見ることが今一番の喜びなのでしょう。彼が犬神達を見守っている限りは間違った方向に行く事はないでしょうね。ともはねはマロちゃんと言う最高の遊び相手が出来て他者を愛しむ気持ちが増量中、ようこもはけやともはねのようにそんな気持ちが増えると良いのにね。(^^;

いぬかみっ! VOL.1っ!! 特別装丁版 [DVD]

いぬかみっ! VOL.1っ!! 特別装丁版 [DVD]