ARIA The NATURAL
人間にはそれぞれどこかしらヘンなところがあったりするのですが、今回のメインのアリスもヘンな思考を持っていました。一番後輩ちゃんな彼女ですがやっぱり考えもこどもっぽいかな。性格上どうしても独りの方向に行ってしまいますが今回の彼女は一人遊びの天才っぷりを見せてくれました。まぁそれで良いとは言えないけどね。(^^;
夏の暑い最中、灯里、藍華、アリスの3人はゴンドラ漕ぎの練習です。アリア社長の頭に顎を乗せてカクカクやってた藍華を見逃しませんでしたよ(笑)。アリスはかなり順調に漕げていて藍華に誉められたのですが、それもつかの間、「ゴンドラ通りま〜す!」の声が小さくてあわや他の船とぶつかりそうになり藍華に注意されてしまいました。昨日の自分ルールが成功しなかったと自分の非を認めないアリスの明日はどっちだ?(^^; それにしても彼女は頑固者。これだから先輩の藍華と「ヌヌヌヌ〜」とよく睨みあっているのですよね。聞き分け良くしなさいとは言わないけどこれでは今後も何だかんだと支障が出そうです。
ふと私の脳裏を過ぎった『影ふみのワルツ』(by詩織)、私もこどもの頃はよく「影」を道具にして遊びました。対抗してくる車の影を踏まないようにジャンプしたりね。そんな遊びをアリスは14歳でやってるんですよねぇ〜、あらあら(笑)。以前は「左手お仕置きキャンペーン」を展開したようにアリスの頭の中には夢の小宇宙が広がっているようです。でもそれは良いところもあるしそうでないところもあるし。あれだけ心配してくれているアテナの気持ちがなかなかわからなかったのは、やっぱりまだまだこどもなんでしょうね。些か自己中心的で内向的でもあるよね、アリスちゃんは。(^^;
灯里がアリスの影ふみする姿を「はずんでいる」と形容していましたが、学校の制服だと彼女の体はボリュームアップするので灯里の表現もなるほどなぁと思いました。すみません・・・どうしても彼女の弾力性のありそうな太ももに目が行ってしまったことをここで懺悔致します(笑)。
アリスにはドジっ子扱いされているけど、アテナって母性の塊のような女性だよね。その母性はアリシアの形とはまた違うような。どっちかと言えばアテナは態度で表現する優しさがあります。積極的に言葉を発しはしないけどアリスを思って歌を歌ったりゴンドラをズザーッと引き寄せたりね(乗っていた2人はそのテクに驚いていたけど)。相手に自分の気持ちを知って欲しいとかっていうんじゃなくてあれは無償の愛だと思います。愛する人のためなら死を賭すことも厭わないような。それで「アリスちゃんの味方気取り」という表現は素晴らしいなと思ったし自分を「隠れキャラ」としたことには笑った(笑)。あの世界でもそんなゲームがあるのでしょうね。(^^) アテナの優しい思いを一欠片でも多くアリスが手に入れる事ができるなら、きっと今よりもずっと人間的にも仕事的にも成長することでしょう。(^^)
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