桜蘭高校ホスト部
ここ最近ビミョーな楽しさのお話が続いていますが、今回のもどう評価して良いやらわからないのでそれは他のブロガーさんにお任せしましょう(コレコレ)。ハルヒが桜蘭学院の特待生として登校する前の親子面談のお話。パパはママなのかパパなのか(笑)。それはともかくおとなしく聞き分けが良いけど心の中に表情が乏しく何か抱えている瞳を持つハルヒがパパにとってはちょっと心配そうですね。(^^;
春休み中で学生のいない校舎内をふらふら見学しているうちにハルヒは第三音楽室に行き当たり、ドアの隙間から中を窺うとウサギのぬいぐるみが踊っている姿が見えました。なぜか強力モーター登場(笑)。れんげはマネージャーになる前から・・・いえいえ、1年生として登校前からコレを隠していましたかぁ。夢の話って事ですけどね。(^^; 床の一部が下がってぬいぐるみも下がります。ハルヒは追いかけようとしてお約束のバナナの皮で滑り地下に転落。
壺の上にお尻から落ちて抜けないハルヒはやどかり状態。いつの間にやらネズミも加わりウサギのぬいぐるみと一緒にチタパタ逃げ回り、ハルヒはバナナを食べて小さくなり彼らの逃げた小さな扉から中に入って行きます。またバナナに滑って今度はプールの水の中にドボン。水はハルヒの心象風景を映しています。ハルヒはこのプールにとっては異物、ささくれの類。これまでの哀しみや辛さを表わしているとも言えます。
こう言った感じで夢のワンダーランド、ハルヒは不思議の国のアリスもどきとなって様々な格好をしたホスト部メンバーと出会います。鏡夜のファイルのことも双子の区別もハニー先輩の虫歯のこともすべてハルヒが知っている。それは彼らにとっては嬉しい事なのかもしれません。自分をきちんと見てくれている、そーいうこと。(^^) 個人的には鼻ちょうちんのモリ先輩がウケた(笑)。時計の針はずっと午後3時を差しいつでもおやつの時間。
ハルヒの叶えたい夢・・・それはたぶん母親の後を追って弁護士の道を進むことなのでしょうね。だから公爵夫人(れんげ)が女王陛下の気まぐれで死刑になりそうになったのを必死に弁護していたんだよね。結局王様と女王様はハルヒのパパとママで、ハルヒが感情むき出しで母親の胸に飛び込んでましたよ。無表情な彼女の心の中にはこんな気持ちが隠れていたのでした。夢のワンダーランドもホスト部も非現実的であり自分を解放できる場所でもある点で一致しています。だから「夢から醒めても変わらない」のです。(^^)
ちなみに配役はハルヒ(藤岡ハルヒ:坂本真綾)帽子屋(須王環:宮野真守)、芋虫(鳳鏡夜:松風雅也)、チェシャ猫A(常陸院光:鈴村健一)、チェシャ猫B(常陸院馨:藤田圭宣)、三月兎(埴之塚光邦:齋藤彩夏)、眠りネズミ(銛之塚崇:桐井大介)、公爵夫人(宝積寺れんげ:吉住梢)、ハートの王(藤岡涼二:子安武人)、ハートの女王(藤岡琴子:土井美加)、豚児(猫澤梅人:うえだゆうじ)、豚児の妹(梅澤霧美:間宮くるみ)、料理女(根谷美智子)、ネズミ(竹内順子)、ドードー鳥(桑谷夏子)・・・確かこんな感じ。違ってたらごめんなさい。(^^;
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