ARIA The NATURAL
鬼妖精に敬礼っ!(ビシっ) 三大妖精のお父さん役を担う晃とお母さん役のアリシアとアテナの後輩に対する役割分担がクッキリ見えた今回です。藍華は長い黒髪を持つ乙女ですが、今回はその長い髪が仇となって騒動を引き起こすことに。晃は何かと率先してみんなの世話を焼き、お昼時には焼き肉も焼いたりするのですが(笑)。
後輩ちゃん達はまだ時間的に余裕があるから良いけど、人気のある3人の先輩は時間のやりくりが大変。半ば強引にでも時間を調整しないと都合がつきません。そして今回は晃が音頭を取って食材も自腹を切って用意してみんなを集めてバーベキュー大会です。晃とアリスが「お肉コール」なる変な動きをしていて、「私もやる〜」とアテナが一緒に踊ったものの振りが全く逆だったのが笑えました(笑)。さすがはアテナだ。(^^;
アリシアに髪を誉められてちょっとのぼせてしまったところに晃の「願掛けしている暇があったら実力を磨け」の発言に気分を害した藍華。それでぼーっとしている時に肉と一緒に髪の毛までジューッと焼いてしまった藍華。アリシアには恥ずかしいセリフ禁止言わないのね(笑)。それはともかくアリシアのように優秀なウンディーネになれるように伸ばした自慢の長い髪、その片方がアフロヘアになってしまいその場を引きつり笑顔で離れるのが精一杯。灯里とアリスが後を追いかけ、アリシアとアテナも追おうとしますが晃に止められます。藍華の気持ちを汲んで焼き肉を食べようと言うもみんなの気分はすっかりお通夜状態。それでも焼きおにぎりを意地になってパクパク食べる晃。泣きたいのは晃も同じ、だってみんなを盛り上げるために自分のお金使ってお肉や焼きおにぎりを用意したのに藍華の不注意からみんな台無しになってしまったのだから。それに藍華に言った言葉の本意も本人に伝わってないしね。(;;)
1人さめざめ泣こうとしていたのに友人2人はそうはさせてくれません。「今は藍華ちゃんのそばにいたいの」・・・その言葉だけで藍華にとっては十分だったでしょう。(^^) 灯里があんなに燃えているところを見たのはシリーズ初、「今日の私は本気モードです」(笑) 藍華の髪を灯里とアリスがカットして行きますがなかなか上手く行かず。2人が切ってるってことはこの世界には美容室とかないんでしょうね。「プリーズワンモアチャーンス!」と今日の灯里は燃えてます(笑)。仕上がったのはセミロングな御髪。そしてアリシアのようになりたいと髪に願掛けしていたことを話しているところに晃が登場。晃は藍華に気づいてもらうのは今しかないと思ってかなり強い口調になってしまったのでしょう。アリシアにはアリシアなりの良さがあるけど藍華は藍華でまた違った良さがあります。藍華がアリシアを目指すことによって自分を見失い彼女自身の良さが失われてしまうのが晃には堪えられないんだよね。
最初は晃の言葉にムキになっていたけど、お前はお前にしかなれないんだからアリシア云々じゃなくて自分自身がネオ・ヴェネツィア史上最高のウンディーネになれと叱咤激励されて藍華はようやく晃がここまで言ってくれたのかわかりました。今度は藍華のお詫びの意味も込めたバーベキュー大会に先輩方は予定時間通りに集まっています。晃の時はこんなんじゃなかったのにね(笑)。食材持ってやって来た藍華の髪はショートになっていました。灯里曰く「ステキング〜」・・・今日は灯里語が炸裂しています(笑)。アリシアにも藍華ちゃんらしいと言われてまんざらでもなさそうです。個人的には藍華はやっぱりロングが合っているとは思うのですが、それはアリシアを追っかけるというのではでなく自分自身の良さを磨きウンディーネとしての腕も磨いてからでもロングになるのは遅くないですよね。あと藍華はどっちかと言えば晃と同じお父さん役向きだと思うよ。(^^)
後ろでアリア社長が絶叫していたけど、もしかしてまぁ社長の攻撃を受けていたのか?(笑)
月刊ウンディーネ 1巻 姫屋特集号 (ARIAカンパニー ドールハウス)
- 作者: 天野こずえ
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