猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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シムーン(SIMOUN)

 マミーナ!!!・・・と思ったら回想でしたよ。orz 良い夢見させてくれたよ。(^^; ワポーリフが甲板で無言で振り返っていましたが何かを意味していたのかと考えてしまう私はハマリ過ぎ(笑)。

 戦争終結、宮国にとっては敗戦同然です。表向きは平等性を説きながら手足を捥ぐような条件を出して来る2国、その出した条件の1つがコール・テンペストの解散でした。2国の総督がプレッシャーをかけるように現れ宮国側も国民への体裁を繕い自己保身に走って条件を飲んでしまいました。他のシヴュラ達は泉に行ってしまい残っていたのはコール・テンペストだけだったのでこれでシムーンを動かせる人間は現時点でいなくなってしまったということになります。もはや絶対中立国になるしかないよなぁ。(><)

 条件を飲んだ以上ここにシムーン・シヴュラとして留まる事ができないネヴィリルやアーエル達の選択肢は泉に行く以外に方法がないように思われます。もしあるとすれば、ドミヌーラとリモネのように翠玉のリ・マージョンを行って過去か未来に行く事。ユンの場合はオナシアとの絡みがあるので次回以降の話でオナシアの職をすぐに継ぐのか見習い職として彼女の傍に仕えるのかで泉に行くことは回避可能ではあります。

 でも、シャワーシーンでのパライエッタとアルティの話を聞くに、泉に行った時の性を決めている節もあるのでシヴュラ全員ではなくとも何名かは性別を授かりそうな感じです。「パライエッタって大きいよね」ってお前もフロエに負けずストレートな物言いだなアルティ(笑)。似たもの同士のほっぺた抓り合いのアイキャッチに和みました。(^^) その後のユンとオナシアのアイキャッチとは動と静で対照的。カイムは仲良さそうに話すパラ様とアルティのところに無言で入って来ましたが、「自分を受け入れればラクになれる」の呪文でアルティとの関係修復ができるのでしょうか。モリナスはどっちに決めるのでしょう、ワポは待つしかないのでしょうけど。(^^; 個人的にはフロエが男になるとかなりスゴイことだと思うのですが(笑)。や、あの竹を割ったような痛快な物言いは男向きかもしれないですよ。戦争が終わったとは言えまだまだ不穏な空気の漂う礁国の兵士に向かって「足臭い」って命知らずな発言はしないでしょうに(笑)。向かって来た兵士にも物怖じしてなかったしね。

 アーエルはどんどん女の子っぽくなって来たなぁ。当初のようなボーイッシュさはどこに行ってしまったんだ?と言う位にネヴィリルの言動に翻弄されています。ただアーエルには元コール・デクストラのじいちゃんがずっと憧れていた違う世界に行くために何かをしないと彼女自身の話が完結しないと思います。アムリアに嫉妬はともかく大きな夢を実現するためにはやはり例のリ・マージョンが必要だよね。今回宮守がアーエルを捜して来たのも何らかの理由があってでしょう。でも、パライエッタでも良いってのはどういうことだろ? 「飛ぶのです」「急がないと扉が閉まってしまう」と宮守がえらく動揺していましたが、これはドミ姉とリモネが翠玉のリ・マージョンを成功させた時にできた目には見えない時空に行ける「穴」のことでも言っているのでしょうか? すでに作られている扉って言ったら2人の作った穴か、それともアムリアのぐらいしか考えられないけど。以前宮守とドミ姉が結託していたことも気になります。不平等な和平を望まない宮守としては戦局の結果が見えた時から自分を含めて別時空に飛ばして欲しいって気持ちが強かったのかもしれません。宮守は礁国の兵士に連れて行かれたけど大丈夫か?(^^;

 ハルコンフ、つまりネヴィパパはもはや蚊帳の外の濡れ落ち葉状態。その顔にも精気が見られません。咲いてる花を折って投げ捨ててしまうような〜♪アーエルを柔らかく諭して憑き物が取れたような感じになりました。立場が立場だったから仕方なかったのかもしれませんが。式典に参加しない(できないのか?)2人のそんな一時。グラギエフとアヌビトゥフは仲直りできて今回も一緒(はぁと)。グラタンは和平を結んだことに疑問を感じ、そして豆腐はグラタンが知らない宮守の企みを知っており、宮守の態度を見て事態が動くことを予見しているかのようでした。

 ロードレアモンは痩せてしまったようです。マミーナの死から色々と考えてるのでしょうね。お嬢様でぽややんとしてはいるけど、愛する者を失った悲しみはみんなと同じですよ。(;;) 彼女にいたわりの言葉をかけたのは途中参加のヴューラ、なかなか良いところがあります。が、「お母さんみたいね」ってそれは失礼じゃ(笑)。

 マミーナに気高い死を与えた嶺国の巫女3人がネヴィリルと再会。あの時は4人だったのですがもう1人はお仕事中でしょうか。宮国のシヴュラを殺してしまったことを「大罪」と言う巫女達はこれまでも色々と悩んでいたのでしょうね。ここでネヴィリルが返り討ちにしたとしても文句は言わなかったのでは。で、絶対に激怒するであろうと巫女達が思っていたネヴィリルは「祝福」を与えました。1つは戦争終結で人を殺すことが無くなった事に対する「祝福」、そしてもう1つは巫女達のお蔭でマミーナが敵の兵士達に辱めを受けなかったことに対する「お礼」だったのかもしれません。今回ネヴィリルはパラ様にも祝福を与えました。この戦争中に心に大きな傷を受けてしまった者多数ですが、パラ様もその1人です。マミーナが死んだ事も自分のせいのように思ってるんだろうね。また今までネヴィリルを思うばかりに周囲をないがしろにしてしまったことも含めての悔恨の懺悔のように思えます。パラ様の目から涙が・・・彼女は責任感の強い人間だから今までのことはかなり重荷だったのでしょう。

 ユンとオナシアの出逢いは・・・そう必然と侑子さんが入ってしまいそうですがそんな感じですね。お互いが似たもの同士でお互いが惹かれあった結果今同じ場所で相対しているのです。オナシアの命は有限なのか布を取った腕は青くなっていてとても人間とは思えません。歩いた時に落ちる粉も含めて彼女が今人間であるのかどうか疑わしいです。ずっと一人ぽっちだったオナシアは誰かに自分の本音を聞いて欲しかったので、今回に自分と似た境遇のユンが来て良かったんだと思います。感じからしてもうそんなに長くはなさそうですしね。今回の話のテーマは「懺悔」っぽいね、登場人物の多くが下向いちゃってるよ。(^^; オナシアの言う事で泉が2ヵ所存在することがわかりました。


 残すはあと3話ですか。好きなものほど残しておきたいこの気持ち、次回を観たいけど観ると最終回が近づいてしまいます。終わった後はゲームやCDでも余韻を楽しむつもりですが、できることならごくごく一部の(笑)熱狂的ファンのためにもさらに「祝福」を与えてはくれないものでしょうか?(^^)

↑発売日が変更になったようです。