猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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シムーン(SIMOUN)

 ・・・あ、やっぱり泣けた。(;;) 夕べ観た時はどうにも時間を気にしてしまって(あ〜もう終わってしまうって感じ)ぼんやりさんになっていたのでした。だから細かい部分を見逃していたなぁーと録画分を観て反省。(^^; 私にとっては恐らく2006年ベスト1アニメであり、これまで観て来たアニメの中でも十指に入る優秀作品になりました。まぁここまで作品全体に入れ込んだのも久しぶりですよ。(^^)


 最終回の今回、あちこちで黄色い花が登場しました。あの花と少女達は同じなのかなって。「命短し恋せよ乙女〜♪」って歌がありますが、その歌詞の通りで乙女でいられる時間は短いってことをあの花で表現していたのかなと私は思いました。『田園』のBGMで最後のお話がスタート。


 キャラごとに今回を見ていくと、リモネはドミヌーラと一緒にいましたねぇ。(^^) アーエルがそうであったように、最終的にリモネも相手に対する入れ込み具合が相当なものになりました。ドミヌーラを悪く言う者はたとえ仲間だろうが許さない、そんな表情が少女と話していて表れました。再びドミ姉とシムーンで飛びたい気持ちはとてもあるのですが本調子でない彼女を気遣ってなかなか切り出せません。もちろん他の子からのパルの申し出はお断り、リモネにとってのパルはドミ姉の他になし。でも自分達が翠玉のリ・マージョンをこの世界に伝えてしまったがために、今回登場したアイラとハンナを始め少女達が次々にリ・マージョンを行って不確定な場所に飛んで行ってしまうことに複雑な思いも抱えていて、ドミヌーラが以前時折見せていた憂いに満ちた表情の意味がわかったようです。「アーエル」=最上の愛はリモネが嶺国に伝えた言葉で確定です。上空に見えた光が「ネヴィリル」でなく「アーエル」なのがミソだけど(彼女の中の順位かな・笑)。それにしても成長して美しい乙女になりましたね。5年ぐらい月日が流れてるのかな。(^^)

 ドミヌーラはこの作品のキャラの中で私が一番好きなキャラですが容態があまり芳しくない様子。呪いの人形の傍らで寝てるのも影響があるのでは?(^^; 右腕を見ながら手をニギニギしていたのは違和感があるのか。あれ? オナシアがユンに腕を見せたのは右腕だったっけ? ユンに抱きしめられたオナシアが最後に粉になって消えましたが、その現象が始まってるっぽいですね。(><) リモネと逢う以前に所属していたコール・デクストラで翠玉のリ・マージョンを行って唯一生き残ったのが彼女だったのですが、もしかしたらその時の後遺症も合わせて現れている可能性もあります。それにしてもリモネを見る目はやはり母のように慈愛に満ちたものです。リモネの思いに応え新たな世界に行くために翠玉のリ・マージョンを描こうとするドミ姉、知らない世界にリモネを1人置き去りにすることのないようくれぐれもお体を大切に・・・。

 何年後なのかはわかりませんでしたがモリナスは早くも2人を身篭っていますが、私が予想していた通り外で仕事に従事するお母さんになっています。ただお腹が膨らんでいるのがわかるので、雇い主のワウフが心配していたようにもうそろそろ休みに入られる方が宜しいかと思います。身体を動かした方がスッポーンと出るって(笑)。旦那のワポーリフはちょっとしか出ませんでしたが登場キャラの中では一番幸せな方ですよ。生活は苦しいかもしれませんが温かい家庭を持ってパパとしてはこれ以上張り切れる状況はないです。(^^) モリナスは空にシムーンを見ましたがあれは誰が乗っているのでしょうね。

 ワウフは会社を作りモリナスやネヴィリルと一緒に泉に行き1人男の性を授かり号泣したエリフ(2話参照)を雇っていました。さすがは手堅いなぁ(笑)。仕事上は厳しい事を言ってますが根は人一倍優しいマイホームパパ、こどもがご飯が出来たって呼びに来ればもうデレデレですよ(笑)。そして何と愛妻はかなり年下と思われるアイちゃん(ヴューラとコール・ルボルでパルを組んでいた)のようです(西田亜沙子さんのブログ参照)。エーッ!!ですよね(笑)。グラギエフに対するアノ発言はフェイクだったのか!(笑)。娘さんがママそっくりですが将来彼氏が出来たら泣きそうなワウフです。(^^; 声が高乃麗さんで目を閉じると『ああっ女神さまっ』のマーラーに聴こえなくもない(笑)。

 パライエッタは名門出のロードレアモンの庇護の下で孤児院を営んでいました。ただロードレも難しい立場にあるようで孤児院は今の場所からどこかに移るのかもしれません。昔はコール・テンペストで一緒に活動していた巫女でり仲間でしたが、現在ではワウフ→モリナス・エリフ、そしてロードレアモン→パライエッタのように見た目以前と上下関係、力関係が逆転しているところがあるのが興味深いです。あ、そうそう、パライエッタは美しさに磨きがかかり男の視線釘付けですね。(^^) そしてロードレはあらら亡きマミーナの髪型をしていましたね。マミーナの気高さは今ロードレに引き継がれています。(^^)

 カイムとアルティは関係が修復されて実家に戻って家事手伝いに。突然の雨に慌てて洗濯物を取り込む2人は何だか楽しそう。仕事するのはもっぱらアルティのようでカイムが文句言われてた(笑)、2人も雲の隙間にシムーンを見たようです。喋りながらネヴィリルのアイキャッチへ。ユンは泉に1人居ます。姿も以前と変わらず乙女のまま、衣装はそれなりに威厳ありそうなものに変えました。水面を見て「ドミヌーラ」と言ったのは籠の中の魂が彼女の危機を教えてくれているのでしょうか。

 男の性を選択した若干2名、フロエとヴューラは名前がそれぞれフローフとヴュラフに変わりましたが言い難いので以前の呼び名で会話しました。お互いに赤紙召集ですか、男はつらいよ。それに元シヴュラには優先的に兵士徴用があるみたいです、ってそれ全然得じゃないじゃん。(><) さらにヴュラフは礁国の兵士、そしてフローフは嶺国の兵士に分かれることになりました。生きてさえいれば再び逢う事もできるでしょうがそうは言い切れないのが戦争です。戦場では出会いたくないので、縁起の悪い「また」を使わず「さよなら」を言って2人が別れるシーンは影の名場面です。(^^) フローフはアルクス・プリーマが沈む湖畔に1人畑を耕し新種の野菜を作ってます。が、なぜそこに住んでるのか。たぶんアーエルが帰って来るのを待ってるんだと思うのです。以前の行動を考えればフローフに彼女がいないなんて考えられません。口では新種の野菜で一山儲けて可愛い嫁さんを貰うなんて軽口叩いてますけど。可能性は極めて低いけど出来る限り待ってみたい、それは以前と違って相手のことを本気で想う本当の恋なのかもしれません。ほら、翠玉のリ・マージョンをしようとするアーエル達のシムーンを嶺国の巫女達が追いかけていった時にビービー泣いてたのがフロエでしたよね。あれって撃たれる〜逃げて〜!の涙もあるけど、アーエルの存在の大きさとその重さに離れて初めて気がついた涙だと思うんですよ。こんな泣き虫だったかと周囲が不思議がってましたけどね。ヴューラに鼻かんでもらった時に鼻を「ビーッ」って鳴らしたのには深夜ながら大笑いしてしまいました(笑)。また、ボートでアルクス・プリーマに近づいたフローフは感慨深げでした。ホントにどうしてあんなにアーエルとネヴィリルを送り出すことにこだわっていたのか。手元にアーエルを残したかったって後悔もあるんじゃない?(^^; 2人ともタイプは違えどイイ男になりました。ヴューラの彼女は出て来なかったけど何かいそうだよね、あの落ち着きっぷりは。(^^;

 AS姐さんイチオシのアヌビトゥフ(豆腐)とグラギエフ(グラタン)もちょっとだけ登場。だけど描き込みはもうスゴイの一言でした。絶対に魂入ってるよ、あの2人(笑)。下艦後に2人して何かをしようと画策しているのか、そんな感じでしたね。「良い風だ」「ええ、良い風です」のセリフは国の情勢を読んで動き出すのを待っていたかのようにも思えます。

 この物語の主人公であるアーエルとネヴィリルの登場は以前の姿だけで翠玉のリ・マージョンを行った後のことは描かれませんでした。賛否分かれるところだけどこーいう風に余韻を残すのも1つのやり方なので良いんじゃないかな。(^^) リ・マージョンする前に「フロエが泣いてた」って気にしてましたね。これもフロエ(現フローフ)の元にもしかしたらアーエルが現れるんじゃないかと思った1つの理由でした。フローフ、可能性はあるぞ。(^^) 2人をシムーンで追いかけて来た嶺国の巫女達は旅立つ者を送る餞の「朝凪のリ・マージョン」を4機で描いてくれました。そして最後にアーエルとネヴィリルが蓄音機でかけた『妖艶なる絆の響き』に合わせて踊ったシーンは感慨深かったです。湖に沈められ朽ち果てる運命のアルクス・プリーマが再び甦ったような錯覚にとらわれましたよ。(;;) 幻・・・なのでしょうけど、確かに2人はそこにいたしそれはしっかりとみんなの記憶に刻まれています。

 そうそう、刻み込んだのはあのラクガキもそうですね。以前パラ様が描いていたのはやはりシムーンでした。それからコール・テンペストの面々を描いて行ったようですが、どうやら横で眺めていたモリナスも参戦した感じ。録画された方は確認されるとわかるけど、パラ様と思われる方の描き方は線が太くて濃く、そして人物の表情が豊かです。シムーン、目つきの悪いヴューラ、尻尾付きのラブラブフロエ、ケンカするカイムとアルティ、飴をなめるリモネ、たらこ唇のドミ姉と自画像あたりがそうでしょうか。でもなぜ自画像にバッテンつけているのかはまた意見の分れるところですね。(^^; パラ様は意外に絵の素質があります。それが孤児院に生かされているのでしょうね。(^^) モリナスはデッサンのような描き方で人物の目がソラマメとか横一本なのが特徴かな。中央で仁王立ちするアーエル、ラブラブなネヴィリルとパラ様、ラブラブなロードレアモンとマミーナ、籠を持ったユン、口を開けたアムリア、そしてシミレをモリナスが描いたようです。相合傘にモリナスと帽子だけのワポーリフを描いたのも・・・(笑)。でも、もしかしたら逆の可能性も、逆だったらごめんなさい。(^^;


 今回のアイキャッチは嬉しそうに手を広げたネヴィリルとアーエル、羽も動いていましたね。(^^) 声優さんも勢ぞろい。アムリア役の喜多村英梨さんが少女Bを、マミーナ役の森永理科さんがアイラを、そしてオナシア役の玉川紗己子さんが皇国代表の役を演じていました。最後まで女性の声優さんだけで貫いたこの斬新さ、今後こんな作品が登場するのはいつの日のことになるでしょう。個人的には今までになかったことをやった作品としても高評価しています。(^^) はてなダイアリーの『シムーン』関係の声優さんのキーワードを新規で作ったりリンクさせたりしたのはこの作品に対するささやかなお礼です(要らぬおせっかいかもしれませんが・笑)。

 西村純二監督、音楽を担当された佐橋俊彦氏、音響監督の辻谷耕史氏、そして自分のブログからもこの作品やキャラの魅力を余すところなく発信し続けた西田亜沙子さんを始めとする制作スタッフのみなさん、そして魅力溢れるキャラを演じた声優のみなさん、『シムーン』に出会わせてくれたことを本当に感謝します。<(、、)> 書き足りない事や書き忘れもあると思いますがこの辺りでそろそろ終わりにしましょう。男も女も昔は「少女」だったのかもしれません、今はもうない「少女」、遠い目で思い返すしかありません。相性の良い悪いはありますが、まだご覧になられていない方は是非一度ご覧になって音楽を聴いてみて下さい。そしてこの作品の認知度や評価が少しでも上がることを私は祈っています。




 あ、最後の最後に私の希望3つ!
1.フルオーケストラでの音楽CD希望!
2.外伝的DVD・ライトノベル希望! できることならば劇場版希望!
3.新シリーズ希望!


・・・終わりと言いながら長々とすみません。(^^; でもこれが私の包み隠さぬこの作品に対する思いであります。ホントに今までありがとう、楽しかった。(^^) ここの文章に関しては人の見る見ないに関係なく書き連ねてしました。長文・駄文でごめんなさい。<(、、)> 『田園』を聴きながら終わりにします。