クレイモア(CLAYMORE)
6巻まで読み終えました。最近は『のだめカンタービレ』『おおきく振りかぶって』とアニメを観てから単行本を買う傾向が続いています。まんまと戦略に引っかかっているわけですがね(笑)。
テレサが意外にあっさりと逝かれてしまいました。人間を殺したがために討たれるべき存在のテレサ。人間を殺すほどの激情の原因を作ったのもクレア、そして他者を愛しむ心を持たせてくれたのもクレアでした。死にぞこないのプリシラ(CV.久川綾さん)に武士(?)の情けをかけたのはテレサの甘さ。そこに付け込んだのが覚醒者と化したプリシラでした。
自分を殺してなんて油断させておいてテレサの両腕バッサリですかい。そして、首を一刀両断で深夜放送万歳です。(^^; クレアにとっては最愛の人だったのに憎まれ口一つもプリシラに返すことも出来なかった。それどころか捕食される対象のクレアはプリシラの眼中になく飛んで行ってしまいました。これほどの屈辱があるでしょうか(いやない)。
結局テレサの他に、イレーネ(CV.高山みなみさん)、ノエル(CV.竹内順子さん)、ソフィア(CV.豊口めぐみさん)の豪華メンバーもプリシラによって惨殺されてしまいました。結果クレイモアのNo.1〜5までがいきなり空席になったことになります。組織内部がどんなことになっているのかわかりませんが、中にはこの事態を喜ぶ者もいるのでしょうね。(^^;
最初はテレサに本気の蹴りを入れられながらも付いていったクレアに悔いはないでしょう。微笑のテレサの微笑でない笑顔はクレアだけのものでした。そしてクレアはこの後テレサの血肉を喰らって自らクレイモアになるわけです。愛しきテレサを惨殺してくれたプリシラに復讐を果たすために過去の自分を捨てて。テレサがクレアにしてくれたことを今クレアがラキにしてあげているんですよね。クレイモアとしては甘ちゃんに見えるかもしれませんがその点は実力を見せてあげれば良し。(^^)
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