クレイモア（CLAYMORE）

　終盤のオリジナル展開になってからやや間延びしてしまった感があります。（＾＾；　リガルドを八つ裂きにしたクレアの妖力の凄さを感じてプリシラ絶叫。クレアが強敵リガルドを倒したことに喜び湧くクレイモア達でしたが、その喜びはすぐに消え去ります。

　プリシラはイースレイを振り切って馬に乗ってどこかに行ってしまいました。思い出すのは昔家族が妖魔に殺された時の場面。そして記憶はどんどん甦り自分が覚醒した時に殺したへレンのことも思い出しました。そしてクレアのことも。

　そしてクレアは身体が元に戻れないところまで覚醒が進んでしまっています。クレイモア達の中でも今一番動けるヘレンに首を刎ねるように懇願するも、ヘレンは今まで一緒に戦って来たクレアをそう簡単に殺す気にはなれません。しかしこのままではクレアが人間のまま逝くことができないと決意を固め首を刎ねようとします。その時に強風が吹きプリシラが現れ状況は一変。クレアの低い唸り声が雪降る中にこだまします。

　戦闘場所からかなり離れた位置でNo.3のガラテアが妖気を感知しています。クレイモアの1人が覚醒したことまでわかってしまっています。今までプリシラを連れていたイースレイは傍観の構え。デネヴは今回の戦いでは功績を挙げられず悔し涙に暮れましたが、亡きウンディーネ隊長の剣をもらって二刀流の道を進むことに。ラキはメソメソっぷりが何だか女々しいなぁ。（＾＾；　ヘレンは煙たがっているんだけど放っておけないのかラキに言葉をかけてあげていますよね。今回一番多く喋っていたのはヘレンじゃない？（みんな寡黙だしね・笑）

　あらら、ガラテアはみんなの前にわざわざ姿を現してしまったのね。そりゃあ剣を向けられるわな。（＾＾；　だけどガラテアが本気を出せばミリア以外は簡単に倒されてしまうのでは。どんな気持ちなのかはわからんけど今回は道を開けてくれてプリシラを追って行ったクレアを追わせてくれました。

　戦っているクレアに何も出来なかったラキは自分の弱さに絶望すら感じていますが、瀕死の状態でも命を救ってもらったクレアを助けるためにあとを追おうとしているジーンを見て何かを強い気持ちを持ったようです。原作と違ってジーンはラストまで生き延びるのでしょうか。クレアとプリシラの最終決戦です。イースレイは高みの見物でよーござんした。彼が出張って来たらクレイモアサイドはバットエンドだよ。（＾＾；

CLAYMORE (クレイモア) 総集編 銀の断章 2007年 10/20号 [雑誌]

エクセレントモデル クレイモア NO.47 クレア