ながされて藍蘭島

　「男は女を守るもの」は主人公の行人が時折使うセリフだけど、どうも私とこのセリフの相性が悪くて最後まで行人に感情移入できませんでした。（＾＾；　海龍神社に着いた行人とすずでしたが、その前にあやねが入り込んでいて、神社内の洞窟にあった湖に潜って海龍様に願いを叶えてもらおうとしています。そしてあろうことか海龍様のヒゲを引っこ抜いてしまいました。さすがはあやね、やることが違います（笑）。

　当たり前のことですが海龍様の怒りに触れ、せっかく鍵で開けて入った神社の入り口まで埋まってしまいました。おばばは女の子達に行人が本当に好きなら行人の気持ちを考えなさいと諌めます。行人はさしみに乗って渦を乗り越えようとしますが、今まで協力して来たすずがやっと自分の素直な気持ちを目一杯出して別れることを全力で拒否。行人の手を捕まえる寸でのところで行人は渦に飲み込まれてしまいました。

　すずも他の女の子達も行人の無事を真剣に祈るばかり。行人の運命はいかに〜？　なんてここで死んだら土左衛門エンド、プカーっだよ。（＞＜）　もちろんしっかり生きてます。それも島の外に出ることに成功しましたよ。（＾＾；　そしたら突然目の前に船に乗った妹美咲が現れました。屈強そうな男衆付きで。もう一つ藍蘭島と呼ばれている島があるのね。男ばかりのいる島に流れ着いた美咲と女ばかりのいる島に流れ着いた行人、これは運命ですよ。2人の意思は良くワカランけど、それぞれの島に住むようなら男衆、女衆ともに歓迎でしょうね。そのうち渦を乗り越えられることができるようになって船が相互乗り入れできるようになれば万事オッケー。（＾＾）

　行人は美咲の元気そうな姿を見て一安心し再び藍蘭島に戻ることにしました。行人の気持ちは、すず達＞美咲のようです。美咲との別れはかなりそっけなくて美咲が面食らってましたよね。（＾＾；　そして再び渦に飲み込まれて気がついてみればどこかの波打ち際。嵐が去った後におばばとすずが波打ち際に来てみれば、大漁だぁ〜！（笑）

　そういうわけでまた始まりました、第2回婿殿争奪鬼ごっこ大会。この島はやはり一夫一妻制なんだよね。一夫多妻制だとどうなんだろ？（＾＾；　すずは嫉妬するでしょうね（笑）。みんなが行人を追いかけておしまい。でも、最後の最後で病弱そうな新キャラ登場（みちる？）って可哀想じゃない。（；；）

ながされて藍蘭島 すず (1/10スケールPVC塗装済み完成品)