彩雲国物語 第1シリーズ（NHK）

　みんな現金なもので、査問会が終わってから秀麗と影月にたて付く者がいなくなりました。リアルでもあることですよね。今までさんざ軽く見ていたのに、高い実力を持っていることがわかったりお偉いさんの息がかかっていることがわかったりすると態度を翻す方がいますよ。（＾＾；

　やって来た燕青（CV.伊藤健太郎さん）とふざけ合っている静蘭。こんな態度はなかなかお目にかかれません。燕青は香鈴と一緒に来たことを秀麗に話しました。ただ2人は別行動、香鈴は今回一度も現れませんでしたが一体どこに行っているのか。ともかく秀麗は喜んでいます。彼女は自分が危ない目に遭ったことに香鈴が絡んでいたことを未だ知りません。

　本物の指輪はまだ出て来ず茶州は当主の座を巡って大混乱。このままだと庶民にも大きな影響を与えてしまいます。そこで国王劉輝は何かを考えている模様。邵可は玖琅（CV.置鮎龍太郎さん）のためにみかんを甲斐甲斐しく剥いてあげています（笑）。これで兄のことを嫌いとか言ってるのね。（＾＾；　絳攸に秀麗を娶らせたいと思っている玖琅ですが当の秀麗はどっちを向いてるのか。

　「紅秀麗」と名を書く静蘭、達筆なり。（＾＾）　とうとう秀麗と影月の行く先が決まりました。国王が一枚噛んでいるその行く先は……茶州、それも秀麗と影月2人ともです。前代未聞の州牧2人制には周囲の官吏もビックリ。茶州の州牧は半人前の2人がなることで一人前ということです。今まで州牧補佐だった鄭悠舜（CV.神奈延年さん）が据え置きで新たに燕青がその任に就き、また武官には静蘭が就いて未熟な2人をサポートします。

　劉輝は秀麗と影月に花（つぼみではありますが）を贈り忠誠を誓わせます。が、この花がまた驚きモノで、王から花を贈られているのは今までに絳攸と藍将軍の2人だけ。つまり新人官吏にしていきなり国王の息がかかったってことなんですよ。これでむやみに手出しする愚か者はいなくなるでしょう。2人を謀ることは王を謀ることに等しいのですから。（＾＾；

　紅家に劉輝が夜這い。今回は決定までかなり迷いがあったと打ち明けます。混乱の生じていて危険な茶州に愛する人を派遣するわけですからね。でも、結局は秀麗の実力を信じたということです。王からのラブコールを拒否できるのは秀麗ぐらい。しかし何度でもアタックする劉輝にいつか秀麗が白旗を揚げる日が来るかもしれません（笑）。やや強引なキスは乙女ウットリもの。（＾＾）

彩雲国物語 セカンドシリーズ 第2巻〈初回限定版〉 [DVD]

「彩雲国物語」セカンドシリーズ ドラマCD1 番外編~「海より深き愛」・「影月と香鈴」~