ロミオ×ジュリエット

　私の〜お墓の前で〜って歌が聞こえてきそうだった最終回。今回ロミジュリのために尽力したティボルト。2人がいなくなったので暫定にしろ何にしろ収まるべきとことに収まったのでしょうね。ロミオはエスカラスの中のジュリエットを助けた後にオフィーリアと戦って致命傷を負ってしまいました。ロミオの叫び声に反応しジュリエットが気付いた時にはすでにロミオは虫の息。

　生きる時も死ぬ時も〜とロミオと誓ったことを忠実に守ったジュリエット。2人は死んだのではなく、人でない新しい生を受けたということになるのかな。そしてエスカラスに代わってネオ・ヴェローナの民を守る、と。そのネオ・ヴェローナは地上に落ちてしまったのか。空中に浮かんだ街で昔遊んだゲーム『テイルコンチェルト』を思い出しました。

　そしてその後の各人の姿。ペンヴォーリオとコォーディリアは幸せそうで何より。ハーマイオニはロミオを思い続けていましたが彼女の身分はどのようになってしまったのでしょうか。ティボルトはロミオが希望していたこと、ペトルーキオの弟妹をリューバに乗せることを実行。2人を良く見つけ出した、というか今はティボルトがシエロに乗ってるのね。いや、わざわざシエロが来てくれたのかも。

　最初の期待が大きかったのもあって、最後のあっさりとした感じにちょっとした物足りなさを感じなくもないですが、ロミオとジュリエットのこちらが恥ずかしくなるほどの純愛はとても新鮮に映りました。GONZO作品と私の相性はなかなかいいみたいですよ。（＾＾）

ロミオ×ジュリエット 第1巻 (あすかコミックスDX)

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