彩雲国物語 第1シリーズ(NHK)
秀麗も父親の邵可もお互いが離れて暮らすのは初めてのことになります。今回は国王劉輝の命で茶州州牧として現地に向かう直前のお話。静蘭がいそいそと1人だけでどこかに出かけて行きました。手には花を持っているので愛しい人にあげるかお墓に供えるかの二者択一。
静蘭のこどもの頃の振り返り。彼は実は数名いた公子の1人でしたが、抜きん出た実力を持ち合わせていたこともあって他の公子の親や親族からかなり疎まれていたようで。側室もあったのでみんな腹違い。だから時期国王の1つの椅子を巡って争い合い奪い合いが絶えません。そして当時清苑と呼ばれていた静蘭はいらない子の扱い。他の者から言われるならまだしも実の母親から言われるのはキツイなぁー。
もう1人いらない子と言われていたのが今国王の座に就いている劉輝で静蘭の弟でした。他の兄弟が邪険にする中で劉輝だけが静蘭に懐いてくっ付いて来ます。しかし2人の仲は跡目争いに巻き込まれ切り離されてしまうことに。静蘭の祖父がまんまと罠に引っかかって静蘭を国王に担ぎ出そうとして謀反の罪に問われ斬首。病弱な母親と静蘭は流刑地に追放されてしまいました。その後母は流刑地に着く前に刺客によって殺されてしまいます。最後まで我が子に優しい言葉をかけてはくれなかったのが残念。
それからしばらくして邵可と薔薇姫に拾われて「静蘭」と名付けられたのでした。それが9年前の内乱後の出来事で屋敷に厄介になった彼は家の用事も秀麗の面倒もずっと見ていました。その間に内乱は国王候補の兄弟達の死をもって幕を閉じました。自動的に劉輝が国王の座に就くことになりましたが彼はずっと慕っていた静蘭の帰りを待ってずっと可哀想な子のフリをしていました。秀麗と出会うまではね。(^^)
静蘭が花を手向けていたのは秀麗の母の墓前でなく、どうやら自分の生みの母のようです。どんなに疎まれようが自分を生んでくれた母に感謝している静蘭。そんな彼は今度は育ての母薔薇姫の子秀麗を守るために劉輝から双剣の片方を頂き茶州に向かうことになります。
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