月刊COMICリュウ 8月号

　今号の「実相寺昭雄を追って…」（池田憲章さん）は飯島敏宏さんへのインタビュー。今回もみっちり写真と文字で埋め尽くされています。

・まんがの作り方（平尾アウリ先生）
　政人、邪心めちゃめちゃあるじゃん（笑）。野球の知識云々よりもまず集中力を養った方がいいよね。森下とあすかの複雑な関係は遊びのようでもあり本気のようでもあり。今回登場したあすかの元カレのようにどちらかの心にさざ波を立たせる男性が登場するとこの関係が壊れる可能性があるのかな。その男性の中に政人という可能性はあるのかな。

・ゆるユルにゃー!!（小石川ふに先生）
　相変わらず無邪気なヨークだこと。ラテお姉さんの苦悩などどこ吹く風です。（＾＾；　ヨークが歩くごとに知り合いが増えていきます。よってヨークと知り合ったラテはやはり知り合いが増えるってことです。人見知りはともかく。ニャンボはもう雪山には戻らないのかい？すっかり街に馴染んでしまってるけど。（＾＾；　「シャイニング」の3コマ目のラテの表情が何とも言えません。同情します。（；；）

ゆるユルにゃー!! (1) (リュウコミックススペシャル)

・青空に遠く酒浸り（安永航一郎先生）
　初っ端から艶っぽいしのさん。ひろりんは変わり者、メイク後の方が可哀想。頭の天辺に椰子の木が立ってるよ。（；；）　でも、只者でない雰囲気も醸してますよね。ジンさんのモデルはしのさんが泣くほどの人なのか？　もしかしてそれって……。

・ねこむすめ道草日記（いけ先生）
　まったくHなしで大丈夫です。中途半端なHはノイズになってジャマですから。（＾＾）　そうそう、平気で人の傘を勝手に持って行く人がいますよね。ドロボーだっちゅーに。黒菜の傘の模様が舌を出して笑っているように見えます。結局彼女が仕返しにやった掃除は小さな親切になってしまいました。部屋の主にとっては住めば都なのねん。（＞＜）

・女鹿の学校（奥川気化さん）
　第3回龍神賞＜銅龍賞＞受賞作品。審査員の安彦良和先生と吾妻ひでお先生がこの作品を載せたら大英断なんて言っているから「ホントかよ？」と半信半疑で読んでみたら……背筋が凍りました。（＞＜）　絵はまだまだと言いますが良い味出してるよね。それよりも何よりもこの内容が凄すぎます。そこらへんの怪談話より怖いわ。（＞＜）

・REVIVE！（五十嵐浩一先生）　
　一難去ってまた一難、今度は達郎の元部下がご来店。このミセに惹かれるように次々に人がやって来るのはもはや必然。でも、まったく儲からない来客が多いですよね。（＾＾；　女子中学生達も大人の話（？）を普通に聴いてるし。

・子はカスガイの甘納豆（伊藤伸平先生）
　たとえモノであっても怖いものは怖い。こどもの目には何かしら違うモノが見えている可能性もあるよ。（＾＾；　息子はヘンな夫婦の間で健やかに育っていてよーござんす。「今月の妻」って福満しげゆき先生の漫画のようだね（笑）。次号より新連載です。（＾＾）　

子はカスガイの甘納豆 (1) (リュウコミックススペシャル)

月刊 COMIC (コミック) リュウ 2008年 08月号 [雑誌]