猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜 第10話

 何だか唐突な感じが。それに主人公が不治の病に冒されているってのもなぁ。(^^; 原誠一郎(CV.小山力也さん)とソラ(CV.花澤香菜さん)の関係を勘繰って嫉妬しふて腐れて暴言吐いて誠一郎ぶん殴られた豪太(CV.前野智昭さん)、青いねぇ。(^^;

 ソラの哀しみは遠く離れた母親(CV.鷹森淑乃さん)では完全に癒すことができません。以前事故に遭って寝たきりになっていた女性を魔法で回復させたものの以前の記憶がみんななくなってしまったことをずっと気にしていたようで、再度挑戦しようとその家を訪ねます。しかし、その女性の旦那は過去よりも今や未来に向かって進んでいるので魔法はもう必要ないと断られてしまいました。ウソでもかっこつけでもなく、その家族は新しい関係を構築して日々を幸せに送っていました。ソラの居場所はここにはありません。

 その後はアテもなく街の中を彷徨ったのかストリートミュージシャンのYASUKO(CV.miccさん)にも姿を見られていました。ソラの病気のことをはじめて知った豪太は慌てて街中を爆走、よくあんな体力があったもんだ(笑)。YASUKOに話を聴いてから彼女に魔法をかけてソラのいる方向をつきとめてまた爆走。(^^;

 外的要因によって鼓動が激しくなって止まらなくなってしまうのがソラの病気だそうで、彼女の父親も同じ病気で亡くなっていたことがわかりました。ソラの発症は昨年の夏、父親と同じ「1年」の時期にかかっており彼女もそれを認識しているような感じです。ですが、認識していることと本音の部分は決してかみ合いません。ソラは生きたい。生きたいからこれまで魔法を頑張って来た。そして豪太の存在が……なおも生きたいと思わせます。が、「その時」は一刻の猶予もなく近づいてきてどうにもならない押し潰されそうな気持ちが……。

 見つけてくれた豪太のことを何度も叩きます。普段はこんな激しい子じゃないのに「黙れ!」と言って何度も何度も。ソラの心は止め処なくあふれ出し豪太の心を撃ち震えさせます。ラストで死ぬのだけは勘弁して欲しいので月並みだとしても豪太のここ一番の力に期待したいと思います。(^^)

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