猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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コードギアス 反逆のルルーシュR2(コードギアス 反逆のルルーシュ/コードギアス) 第25話<最終話>

 ルルーシュ(CV.福山潤さん)にとって目の前の敵は我が妹ナナリー(CV.名塚佳織さん)1人。私にもギアスをかけますか!?とルルーシュを威嚇しつつ回避しようとしましたが、見事にその目論見は破られナナリーはギアスをかけられダモクレスのカギ(フレイヤの発射ボタン)を奪われてしまいました。「どうぞ、お兄様っ(はぁと)」って聴こえた(笑)。ルルーシュにももちろん心の葛藤はあったのですが今やるべきことが最愛の妹の存在を上回りました。ナナリーに悪魔呼ばわりされたルルーシュ、もう引き返せない。

 スザク(CV.櫻井孝宏さん)対カレン(CV.小清水亜美さん)、ジェレミア対アーニャの戦いにも決着の時が。カレンはともかくスザクはあの爆発で死んだと思ったのですが、あれでみんなに死んだように思わせたのですね。今後ゼロとして暗躍するために。めったに他人のことなど褒めないC.C.(CV.ゆかなさん)が神楽耶(CV.かないみかさん)を褒めました。全部ではないにせよルルーシュの本質を見抜いていた上で彼に付き合った神楽耶を「優しいな」と言ったC.C.、彼女なりの精一杯の礼の言葉なのかもしれません。

 ダモクレス、そして自分自身を憎しみの象徴に仕立て上げたルルーシュ、そしてスザク。思いの通りに多くの民から恨みを買うことに成功です。そしてトドメの大きな一発はルルーシュに逆らう者の公開処刑、その中には扇達もいました。処刑台に括りつけられている扇を見て動揺を隠しきれないヴィレッタ(CV.渡辺明乃さん)と彼女を制止するコーネリア(CV.皆川純子さん)。2人の関係は以前とは違い対等に近い関係になっているように見えました。

 ギアスの力と独裁で抑え込み多くの民の怒りを買う皇帝ルルーシュ。そしてついにその時が。前もってこの時までスザクと打ち合わせ済みでしたか。突如現れたゼロがルルーシュの目の前に立ち、そして胸を剣で一刺し。自ら高台から飛び降りたと言うかずり落ちたと言うか、そんな感じでナナリーのそばに血塗れで横たわるルルーシュ。「何と茶番な」とは思ったのですが、ナナリー役の名塚さんの泣きの演技の上手さに思わずもらい泣き(笑)。

 民衆やコーネリア達が飛び出し、その喧騒の中で唯一ルルーシュの死を悼むナナリーの嗚咽がかき消されてしまったのも切なかった。優しい兄ルルーシュがそばにいること、そんな日常が彼女の幸せだったのにやっと目が見えるようになったのに最後に見た兄の姿は血塗れで息絶えた壮絶な姿とはあまりにも悲劇な。ルルーシュの遺体はきちんと埋葬されたのでしょうか。そしてルルーシュと血の繋がりのあるナナリーに対して民衆の一部が暴徒化して危害を加えることがなかったのかも心配でした。

 日本に平和な日々が戻り、カレンも一学生に戻ったようです。カレンもルルーシュがみんなの憎しみを一身に背負ったことをわかっていたかのような。そしてヴィレッタは扇と結婚してかなり身重になっていましたね。生まれたこどもがルルーシュ似だったら怖いよね。(^^; アーニャ(CV.後藤邑子さん)はジェレミアが営んでいる農場(?)でオレンジを一緒に収穫してました。「オレンジ」なだけに(笑)。C.Cは牧草を乗っけて走っている馬車に揺られながら気ままな旅でもしているのでしょうか? 彼女の独り言は世界平和のために1人殉じた者に向かってなのか、それとも………生きているのか? ルルーシュが息絶えたと思われるシーン以降の描写がなかったので何とでも解釈できそうな。ルルーシュが死んだことで凹んでいる者がいないのもちょっと気になるところです。

 それは兎も角私はこれまでとても楽しく本シリーズを視聴できましたよ。製作スタッフの方々、そして各キャラを演じた声優の方々に感謝いたします。ありがとうございました。(^^)

プロッププラスプチ コードギアス 反逆のルルーシュR2 Vol.2 (BOX)

プロッププラスプチ コードギアス 反逆のルルーシュR2 Vol.2 (BOX)