猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

ダンまち応援バナー

とらドラ!(とらドラ!) 第25話<最終話>

 はじめと終わりで泣かされました。(;ー;) 大河と竜児のキスシーンは女性視点だよね。あの場面を男性が考えていたら凄いと思うけど。何度もキスを求める大河の姿に、竜児が彼女のちっちゃいお尻に敷かれる姿がふと思い浮かびました。(^^;

 やっちゃん(CV.大原さやかさん)と父母(CV.青木強さん&小林美奈さん) 、やっちゃんと息子の竜児(CV.間島淳司さん)、竜児と祖父母、インコちゃん(CV.後藤沙緒里さん)も含めて高須家という家族を成しています。やっちゃんは竜児が離れるのなら自分から出て行こうとしていましたが、さすがに竜児が事故に遭ったと聞けばあれだけ可愛がっていた息子ですから急いで戻って来ますよ。歳はとっても相変わらずこどもっぽい母親ですが、女手一つでここまで竜児を大きく育てたのは両親も認めるぐらい偉いことです。それは竜児が身に沁みてわかっていること。これからも2人で、時に祖父母も交えてきちんと暮らして行けるはず。やっちゃんが笑ったのを大河(CV.釘宮理恵さん)と竜児が喜ぶシーンが良かったよ。(^^)

 高須家の家族模様を見て刺激を受けたのが大河でした。自分の中に竜児を沁み込ませるように何度も求めたキスは、その後に母親の元に向かう決心があったからでしょうね。揺らがないようにぐらつかないように。大河と竜児は恋愛に不慣れであることは明白なのですが、2人の形はすでに完成されているんだと思います。結婚してもおそらくこの関係は変わらないでしょうね。みのりん(CV.堀江由衣さん)はそれでも納得行かずに竜児に歯を食いしばらせて引っ叩いたけど。(^^; 大河の母(CV.大浦冬華さん)もやっちゃんと違うタイプではあれどこどもっぽいなって大河も思ったはず。最後の留守電の捨て台詞「バイバイキ〜ン!」に大笑い(笑)。でも、そんな言葉とは裏腹にやっぱり娘のことを想っているってこと、大河はわかったはず。

 亜美(CV.喜多村英梨さん)は大河が竜児のことが好きだってことを早くから気づいてたのね。北村を巡って会長と大河が壮絶なバトルを展開した時に落とした生徒手帳の中に入っていた写真の2枚目は……。勘が鋭い割に竜児に対しては素直になれなくて恋愛バトルでは後手後手に廻ってしまいました。もしかしたら顔に似合わず(?)人を押しのけて前に出る性格ではないのかもね。(^^; 最後にはだいぶみのりんとも仲良くなったようで、卒業直前の記念写真で竜児の頬を片方ずつムニ〜って引っ張ってました。「くたばっちまえ、アーメン」の心境、昨日の恋敵は今日の友。

 北村(CV.野島裕史さん)は留学ってやっぱり会長を追って行きそうだね。最後まで大河に靡かなかったのも心の中にずっと狩野の姿があったのでしょう。失恋大明神の名前を返上する日も近し!? クリスマスツリーの星に写メった夜空の星、それぞれがクラスメイト、そして竜児との思い出。みのりんはその星に大河の強い意思を感じ、亜美は失恋はしたけど自分のことをきちんとわかってくれる竜児がいるから大丈夫と親友宣言にも似たことを言っていました。

 ラストは卒業式当日、今までと違うシックな制服に身を包んだ大河と竜児が教室で喜びの再会を果たします。竜児の「好きだ」と言うストレートなセリフに思わず顔に頭突きかます大河、照れすぎです(笑)。今後、逢坂親子と高須家も家族同然の付き合いが出来ると良いね。(^^)

 視聴開始前はありきたりの萌えラブコメかと思ったけど、ふたを開けてみれば女の子も熱血するキャラの表情豊かな燃えラブコメでした。シリーズ構成の岡田麿里さん、今後も付いて行きます(コラコラ・笑)。私の「このくらいのレベルだろうな」という予想を良い方に裏切ってくれたこの作品に拍手。そして作品の制作に関わったスタッフさんと各キャラの声をあてた声優さんにも大きな拍手を。(^^)

とらドラ! 須藤バックスカフェタンブラー

とらドラ! 須藤バックスカフェタンブラー