続 夏目友人帳 第13話<最終話>
このシリーズが1クールなのはちょっと短く感じるね。今後も続いてくれると良いのですが。人間とアヤカシのどっちが重きなのか、夏目は今回考えさせられます。が、人にもアヤカシにも良し悪しありなので難しいわなぁ。(^^;
夏目(CV.神谷浩史さん)が禁断の領域に行きかけたカイ(CV.竹内順子さん)の存在(コラコラ・笑)。そして名取(CV.石田彰さん)の出演しているテレビCMを街頭で見てストレス発散とばかりに笑いまくる夏目とニャンコ先生……名取は見ていた。そして柊(CV.雪野五月さん)は夏目に殺意を持った(違う・笑)。夏目が「祟ってやる」だなんて冗談めいたことを柊が真正面から取ってしまい、名取を守るために怒ったわけです。その矛先はニャンコ先生(柊曰く「ブサネコ」)に向けられ、その後先生の頭をかち割ることに我成功せり(最低です・笑)。
寂しさに負けて人の世界に紛れ込み、鬼達の誘惑に負けて古井戸の封印を解こうとしたカイはやっぱりこどもっぽい。男らしいレイコと相反するように夏目は母性を持っているように思えます。そんな彼に懐いてくれるカイ、そりゃあ可愛いですよね。(^^) 多軌(CV.佐藤利奈さん)も同じくカイに愛着を持ったようで、こーいう点では夏目とお似合いかもかも。
名取と一緒にいる夏目を裏切ったと勘違いしたカイが古井戸の封印を解いて鬼達を出してしまい、危うく食べられてしまうところを夏目が庇い難を逃れました。倒れた夏目の横に転がる友人帳を見つけ、困らせてやろうという思いがふと浮かんだのですが、それは大粒の涙とともに零れ落ちました。人の優しい心も持ち合わせたカイはその場にいるのがいたたまれなかったのか山に去ってしまいました。
夏目は子狐といいカイといいアヤカシのこどもに好かれる傾向にあるようですが、それは面倒見が良いからのように感じます。失意を抱いたままのカイに夏目と多軌は意気投合して早くも会いに行くと言っています。何だかあちこち会いに行かなきゃならないアヤカシが増えてるようです(笑)。
今回のシリーズも優しさに包まれた話が多く、観ていたこちらまで温かい気持ちになりました。的場一門については今回あまり触れられず、繰り越して次シリーズに期待してもいいのかなぁーと。個人的には田沼(CV.堀江一眞あん)や笹田(CV.沢城みゆきさん)にもう少し活躍の機会を与えて欲しかった。けど、1クールだからしゃーないか。(^^; あと、今まで登場した夏目に好意的・友好的なアヤカシとの宴なんて妄想して1人ハフハフしてるんだけど(コラコラ・笑)。みんなとの宴にアヤカシ2人もまぜた夏目の温かい気持ちはこの後も変わりはしませんよ、きっとね。(^^) 製作スタッフと声優の皆々様、楽しい作品をありがとうございました。(^^)
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