クレイモア(CLAYMORE) 第20巻
なるべくネタバレしないように書こうとしているのですがこれがなかなかに難しい。(><) なのでまだ読んでない方は読まないでね。(^^;
数年前にTVアニメにもなった『クレイモア』は節目の20巻目。オセロで盤上の一枚の白がたくさんの黒をひっくり返していくように事態が著しく変化しました。
ミリアの覚悟と強さがクレイモア達の心を劇的に変えたね。上手く行き過ぎな感もあるけど、それだけ彼女達も組織の命令や動きに対して疑問を抱いていたってことなのでしょう。これでクレイモア同士での粛清はなくなった。粛清されるべきはあの者達……。
クレアが大きなオブジェのようになっている中でユマの活躍ったら(笑)。北の戦乱でやっとこ生き残った彼女でしたが、仲間達とともにめきめきと腕を上げ今では結構頼りになる存在にまでなっています。
ミリアが命を賭けて多くのクレイモア達を纏め上げたのに対して、ヘレン&デネヴやシンシアらの言動によってナンバー8のディートリヒが懐き(笑)、そして今回はナンバー7のアナスタシアやナンバー15のニケ達を味方につけることができ未来は明るい……と言いたいところだけどイヤな空気が漂い始めてるのも事実。
気味の悪い風貌と性癖を持つカサンドラが研究対象の上位3体を使ってどうしようというのか。その3体の中にミリアやクレア達が知った顔はいないのか、それを考えるとますます状況が悪くなるように思えてなりません。主要メンバーの一人たりとも欠けることのないよう願いたい、です。(^^;
しっかし面白いから何度も読み返しちゃったよ。(^^)
- 作者: 八木教広
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/06/03
- メディア: コミック
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